只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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イングロリアス・バスターズ

c0004181_529375.jpg戦争映画をマカロニウエスタン風に描いたという、
クエンティン・タランティーノの自信作
「イングロリアス・バスターズ」
レンタル開始とともに即借りてまいりました♪

バスターズとはブラピ演じるレイン中尉が率いる連合軍の極秘部隊。
ナチ占領下のフランスを舞台にした、ナチスへの復讐劇です。

実はこれがメインでもなく、他にも独立したエピソードが、
それぞれラストに向けて収束していく構成でした。
あらすじはこちらにて〜。


相変わらずのえげつない残虐シーン、実はこうみえて結構苦手なんだけど;
バスターズの活躍というよりも、
むしろ他の登場人物たちによる、会話劇が中心だったので、大丈夫でした(笑)。

このタラちゃんお得意の無駄話シーン、
例のごとくなかり時間をとってはいましたが、今回は無駄な部分は一切なし!
すべて計算されたような脚本で、
敵か、味方か、この会話による駆け引きがもう最高にスリリングでした!

最初から最後まで保たれる緊張感とユーモア、
どこを切っても画的にかっこいいシーンの連続、
キャラクター達の濃さ!(笑)。

史実がなんだとばかりに、映画の中でやりたい事やっちゃいました〜なこの映画は、
賛否両論あると思うけど、その潔さは逆に痛快だったなあ。
古きB級映画へのオマージュとかがわかると、もっと楽しめたんだろうけど、
それでもタラちゃんならではの映画愛はいっぱい感じることができました♪

以下ネタバレあり、無駄に長い;
(曲のリンク先、ネタバレ映像あるので注意〜)

第一章c0004181_5335074.jpg
ユダヤハンターとの異名をもつランダ大佐登場!
ねちねちした尋問ぶり。もういきなりインパクト大やわ〜。
ドイツ語と英語を使い分けての見破りがあっぱれ。
彼はただ自分の能力に酔いしれているだけなので、
それだけに恐ろしさがありましたねえ。
牛乳飲むシーンが印象的。

第二章c0004181_5353468.jpg
狂ったバスターズ達登場!
彼らはどっちかっていうとコミック部門担当?(笑)
まあユーモアも交えながらの演出はおもしろいとは思うけど、
彼らの、頭の皮はぎ取りシーンはやっぱり直視できず〜;
こういう復讐劇は決して観てて気持ちいい物ではなかったけど、
戦争がつくり出すのは人間の鬼畜さなんだな〜と感じさせられる。
しかしユダヤの熊シーン、引っ張り過ぎじゃね?(笑)。


第三章c0004181_5362368.jpg
一章で命を救われたショシャナが、一段と美しくなり再登場!
彼女のこのたたずまい→惚れるわ〜
ニューシネマパラダイス的な劇場主というところがまたくすぐられるじゃあないですか。
ここでのランダ大佐とショショナの会話シーン、
もしかして気づいてる?と思うやりとりにまたドキドキ〜。
ケーキにクリーム付けて食べるシーン、やっぱり怖え〜。
ショシャナの緊張がとれたときの表情がなんとも言えなかったなあ。
通訳を入れてまでの母国語にこだわる会話劇、
こういうのにこだわるのタラちゃんは流石だと思う。
この映画絶対吹替えじゃないほうがいいよね。

第四章c0004181_5365664.jpg
美しきスパイ女優ブリジット登場!
ここの地下酒場のシーンはほんとにおもしろかった〜。
連合軍ヒコックス中尉のドイツ語の違和感に気づいたドイツ兵あらわれ、
緊張感マックス!
キングコングのゲーム(笑)で正体がバレるかとおもいきや、
最終的には言葉でなく、ジェスチャーだったとは!な〜るほど。
思いっきりひっぱって引っ張って、
レザボア的あっという間の血祭り、ほんと心臓に悪いです(笑)。

しかしブリジットの凛とした大女優の貫禄、マジで美しい〜このエピでは特にうっとりさせられっぱなしでした。

第五章c0004181_5372071.jpg
さあいよいよ全員集合!
バスターズ達のイタリア語作戦がダメダメすぎて可笑しかった〜。
ショシャナが決意を固めながら化粧するシーンがかっこよすぎっ!
だってBGMがDavid Bowieキャットピープルですよ〜圧倒的な選曲!
そしてスクリーンの彼女の顔が笑い声とともに燃える様、、
これは忘れられない名シーンです。

ラストにおいて皆がどのように絡むかと思いきや、
それぞれで展開していったのが逆にハラハラドキドキでしたね。
超〜ビンゴ〜!のランダ大佐(笑)、
ほんと自分かわゆすの人なんですね。
このティム・ロス似の役者さん初めて知りましたが、ほんと最後までお見事な演技でした。

「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」
タランティーノのファンになったものの、
最近の作品にはイマイチのれなかったのだけど、
久々に何か語りたくなる、タラちゃんあっぱれと思った映画だったのでした〜。
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Commented by kiyotayoki at 2010-05-15 13:11
ご覧になったんですね♪
タランティーノ監督、久しぶりの快(怪)作でしたよね(^^)v
映画観て、クリストフ・ヴァルツのオスカー(助演賞)はもう確実だと思っちゃいましたし。
個人的に嬉しかったのは、ロッド・テイラー(チャーチル首相役)の元気なお姿を見れたこと。この俳優さん、うちのお袋のお気に入りだったんです。
それから、久しぶりにジュリー・ドレフュスさんの美しいお姿を拝見できたのも嬉しかったです♪
Commented by la-panda at 2010-05-16 00:04
>kiyotayokiさん、快(怪)作ですね!(笑)
タランティーノは悪趣味だし、この人のジョークを楽しめるか楽しめないかで随分と評価割れるでしょうね。しかも一応戦争映画だし;
でも見せ所がほんと上手いよなあと思います。
不謹慎だけど、かっこいいんだよなあ。。。

ロッド・テイラーさん、kiyotayokiさんの感想読むまで気がつきませんでしたよ。あまりに古き映画界の方じゃあないですか(笑)。
テレビとかでは俳優業やってらっしゃったんですね〜。

ジュリー・ドレフュスはほんとにお美しい〜。女優二人がかっこよくて、美味しいところ決めてますよね。
でもこの映画の主役はやっぱりオスカー、クリストフ・ヴァルツですよね!


Commented by thin-p at 2010-06-12 11:46
タランティーノの映画って、キワモノ扱いされたりバイオレンスとグロなとこだけ取りざたされたり、日本だといまだにそういう紹介のされかたが多いですけど(まあ、そうした方がわかりやすいからね・笑)、でも、これなんか特に、ああ、彼はほんとうに映画が大好きなんだなあって、いろんなオマージュだけでなく、劇場のシートにいる観客目線というか、そういうのをものすごく考えて作ってるんだなあって、そう思いながら、勝手にリスペクトしながら見てました(笑)

あ、このエントリーの感想のまとめ方も素晴らしいです(笑)
Commented by la-panda at 2010-06-12 20:45
>thin-pさん、タランティーノ映画を表現しようとするとどうしてもキワモノ的な扱いですが(まああのキャラクターってのも大きいけど;)、細かいところに映画センスが光る監督さんですよね。
オマージュではあるんだけど、その引用のしかたは、すっごくオリジナリティあるというか、「この演出ニクイねえっ!」っていいたくなるという。

>劇場のシートにいる観客目線
そうそう、これが映画ファンの心をとらえるんだなあ。
感想に関しては、お恥ずかしいもので、何か語りたくなる!でまとめてしまいましたが、もうそれにつきますよね(笑)。
by la-panda | 2010-05-15 05:50 | 映画 | Comments(4)