只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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インセプション

「メメント」「ダークナイト」と大好物のクリストファー・ノーラン監督作品なので、期待大に、前情報をシャットアウトして映画館に向かいました。
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「どうせ夢だ派手にやろう」
ってな劇中に笑える台詞がありましたが、
ええ、派手にやってくれました〜ノーラン監督!
夢の中という設定だからこその新しいアイデアと
その迫力の映像世界&音楽に酔いしれる、
長くも短く感じられた145分でした。

コブ(レオ様)はターゲットの夢の中に侵入し、アイデアを盗むという産業スパイ。
それゆえ国際指名手配中の身でもあり家族の元に帰る事ができない。
そんな彼に、家族のもとへ帰すことと引き換えにあるミッションが与えられた。
それはターゲットにあるアイデアを植え付ける(インセプション)という難度の高いものだった。。。


夢の中の夢、またその夢の中、、、
と次々に新たな世界が展開され途中混乱しかけましたが、
ストーリー自体はシンプルでわかりやすいので、ちゃんと付いていけました。

なんでもありの夢世界といえども、
それらはすべて潜在意識の情報ゆえ、
現実の世界のパーツで構築されているという徹底ぶり。
そして何層にも重なる夢はそれぞれ時間の流れ方が異なる点や、
起こった出来事は上層に影響があるなどのルール作りの徹底ぶり。
はちゃめちゃやってるようで、すごーく真面目な創りなのがノーランらしい(笑)。
それゆえ、何かとシンクロしあったり、タイムリミットがあったりの
アクションシーンにはハラハラドキドキさせられました。

このミッションを遂行するに選ばれたスペシャリスト達が
あっぱれな仕事っぷりで気持ちいいです。
大活躍のジョセフ・ゴードン=レヴィットの超coolな事!
カッコ良かった〜ええ、益々惚れましたとも!!!
JUNOのエレン・ペイジちゃん、きれいになりましたね〜。
彼女が設計する街並みは男っぽくてかっこいいな。
依頼者サイトー役の渡辺謙
現場では役にはたってないが(笑)なかなかの存在感。
聴き取りやすいジャパニーズイングリッシュでしたが、
低音が妙にカッコよく響きますねえ。
しかし彼のミッションって、凄く巧妙なんだけど、
案外目的はちっちゃいところが笑える。

さて主人公コブのレオ様は、
あるトラウマでこのミッションの足を引っ張ることになってしまい、
得意の眉間にしわ寄せ表情多発(笑)、
でもそのあたりがこのストーリーの中心となって、深みをもたせてくれてました。

複雑なSFものなど、ラストが夢オチだけはやめて〜と思いますが、
この映画は、ちゃんと納得させる作りになってる所が素晴らしいのです。





<以下ネタバレ>
コブが妻の死により抱えた心の傷は観ていて痛々しかった。
だから、二人が夢の世界から開放されたことは、
ラストの解釈がどうであれ、ハッピーエンドなんだと思うし、そう願いたい。
(個人的には思い返してみると、あのラストはやっぱり夢だったのではないかと思っているのだが)
サイトーの目的は達成されたわけだけど、
ターゲットのロバートも父との確執から開放され、なんだか清々しい感じ。
結局だれも不幸になってないのがいいなあと。
ドカンドカンと派手にやってたけど、まあ夢だから誰も死んでないしね。

映像的におもしろかった第二階層の無重力シーンは、
なんと実写なんだそうで、撮影も大変だったようです。
これみて「2001年宇宙の旅」を思い出したのは私だけではないでしょう。
c0004181_010875.jpg

この映画にはいろいろとトリビアがあるようですが、
目覚めの曲として使われていた、
「水に流して」という曲。
虚無世界のシーンでも回転下げて使われていたらしいと聞いて調べてみたら、
その比較がようつべに!

確かにそっくりだ!すごいトリック?いや〜気がつかなかった〜。

何度も観る事で、よりいっそう、この夢の奥の世界に潜り込んでゆけそうですね。
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Commented by kiyotayoki at 2010-08-20 14:38
この映画は、ネタバレしても構わずに感想を書きたくなっちゃいますよね(^^。
ラストは僕もla-pandaさんと同じ解釈をしちゃいました。
だって、ずいぶん会っていないはずの子供達が・・・
あ、これはコメントでも書いちゃいけないかな(^^;
Commented by la-panda at 2010-08-21 22:38
> kiyotayokiさん、まだフジの感想もかいてないのに、どうしてもかきたくなっちゃって。この映画はネタバレであれこれと語り合いたい所です。
私もラストは子供の背中をみてこれは、、、と思ったんですよ。
どこまでが、、、って考えるのもまた楽しいですよね。
でもやっぱりあれはハッピーエンドなんだと思います。
二回鑑賞すると新たな発見もいっぱいあるようで、ああやっぱり観たいなあ。
しかしノーラン監督、はずしがないですね。
Commented by 小夏 at 2010-08-30 10:48 x
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、クールでしたねぇ。
こないだWOWOWでメイキング映像が流れていたんですが、無重力での格闘シーン、全て自分で演じられていましたよ。
なんか線が細くて一見弱っちぃ印象なのに、一気に尊敬の眼差し・・(笑)

ラストは、トーテムの駒がどーとか、子供が全然成長してないとか(あ、kiyotayokiさんのバレ補足になっちゃった。笑)、ちっさいところを上げればキリがないけど、終わりよければ全て良し。
仮に夢でも本人にとってそれが現実なら必ずしも不幸ではないのかな、と。
Commented by la-panda at 2010-08-31 21:32
>小夏さん、メイキング観たいですねえ、彼なかなかアクションもいけるんですね〜これでファンを増やしたはず。
雪山でのアクションとか、意外に普通なドンパチで、せっかく夢なのになあって思ってました(笑)監督さん007のファンらしいから、ああいう場面でやりたかったのかなあとも思ったり。
全編とおしてどこまでが夢なのか?って考えるのが楽しいですよね。
いろんな仕掛けもありそうで、やっぱ一回ではわかんないかな。
レオ様と奥さんのシーンちょっと長いのであそこ少しカットしたらもっとサクッとしたのではないかなあと思ったり。
あっ、重要ですよね、重要(笑)
Commented by santa_sato at 2010-09-09 01:42
la-pandaさん、こんばんは。
夢のストーンと落ちる感覚が痛快でした。一つの場面に何人も出てくるのでもう一度見直して観察したい映画です。
ラスト、思わずホロリと来ました。現実に一票な私でしたが、pandaさんのブログを拝見し、そういえば子供が成長していないことに気がつきましたよー!
Commented by la-panda at 2010-09-11 05:51
>santaさん、これ観察し直したいですよね〜ストーリーは追えてるんだけど、いっぱい映像にヒントが隠されてるのかなあと思ったり。
あとパリの街並がぐにゃーんで曲がるシーンと無重力のシーンまた観てみたい。車がゆっくり落ちるところの皆の表情とか(笑)
ラストの父親の顔よかったですよね。

そいや明日はエミー賞だ!
by la-panda | 2010-08-20 00:57 | 映画 | Comments(6)