只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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エグザイル/絆 (2006)

とうわけでジョニー・トー監督祭りゆる〜く開催中です。
先日観た「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
「ザ・ミッション/非情の掟」(1999)「エグザイル/絆」(2006)とあわせて3部作といわれているらしいので(話は別)
とりあえずはここから攻める事にしました。
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クサイよね〜キザだよね〜男ってバカだよね〜と沢山突っ込みながら、
これまたジョニー・トー的男の美学にたっぷり酔いしれさせていただきました〜。

中国返還前のマカオ
ボスを裏切ったウーという男の暗殺を命じられ訪れる二人の男(ブレイズ ファット)
そのウーを守りに来た二人の男(タイ キャット)
やがて始まる銃撃戦だったが、赤ん坊の鳴き声で一時休戦に
5人は幼なじみだったのだ


なんと、脚本らしいものは無いまま、
9ヶ月間の間、即興を繰り返し作られたという本作。
(脚本なしといえばウォン・カーウェイもだよね)
ロードムービーってのもあるけど、
そのせいか全編とおしてユルーい空気が漂ってました(笑)

幼なじみが顔を合わせいきなり始まる緊張感溢れる銃撃戦。
しかし休戦後は和やかムードに。
壊れた家具を組み立てたり皆で食事をつついたり。
最初なんでなんで?と思っだけど、
やがてその関係をストーリーでなく、雰囲気で納得しちゃってる自分がいました。

緊張感とユルさが自然と同居しているのがこの映画の面白いところ。
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この主人公の5人ってのが、
銃の腕は一流で、ポーズも決まってて超カッコいいんだけど、
それ以外はなんとも情けない風ってのが愛すべきキャラになってていいんです。
ボスの命令を非情になって貫けないところとか、
行動や行き先をコインで決めるという、
なんとも行き当たりばったりな行動とか、
仲間と無邪気にじゃれ合うシーン、
頭悪そうな会話(これがたのし〜笑)
金塊を前に夢を語り合う姿は、ただのチンピラって感じだったけど、
最後には無謀にもやっぱり男としてのスジを通すわけですよ。
そしてやっぱりそこには言葉はなく、
雰囲気でわかり合う仲間達。
お約束の死に様。。。
く〜っ、こういう世界観がたまんないです〜。

特にしびれたのはブレイズ(アンソニー・ウォン)がコインを投げ捨てるシーンと、
タイ(フランシス・ン)が女を出して扉を閉めるシーン
両方とも意を決する素敵なシーンだったなあ。

アンソニー・ウォンって、強面顔オヤジで一見華はないんだけど、
独特のユニークさも併せ持つ、
あの哀愁漂う目にやられちゃうというか。
とにかくシブくてかっこいいわ〜。
無邪気な笑い顔もまたかわいいし♪
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メインとなる銃撃戦ですが、
今回は狭い空間を舞台にしたのが多く、その分緊張感も高かった。
小道具と光りの使い方はやっぱり素敵!
ドアやカーテン、舞うコート、
そして面白かったのが空き缶の演出。
銃で打ち上げた空き缶が、宙を舞って落ちる間にカタがつく銃撃戦。
これをスローモーションでスタイリッシュに魅せる魅せる!
もう誰が誰撃ってるのかわけわかんないけど(笑)
絵になる構図といい、いちいちキマル男達の動きにしびれまくりでした。

なんか毎度同じような感想文になっちゃいそうですな(苦笑)
あっ、ストーリーが売りの監督さんではないので、細かい事かいちゃいましたが、
大丈夫ですよね?

さあ次は「ザ・ミッション」が観たいんだけど、なかなかレンタルに置いて無い(涙)
探さなくっちゃ。
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by la-panda | 2011-02-06 19:25 | 映画