只今pandaに乗れない生活中


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「エイプリルの七面鳥」


アメリカでクリスマスの次に大きな行事ともいわれる感謝祭(11月の第4土曜日)で
起こる一つの家族の物語。
ああ、またなんとも無器用な人たちによる愛おしい映画に出会いました〜。
「ギルバート・グレイプ」「アバウト・ア・ボーイ」の脚本家ピーター・ヘッジズの初監督作品はすっごくシンプルで暖かい素敵な映画。もう大好き♪

家出をして家族と何年も会ってないエイプリル。
母の余命が短いと知り感謝祭の日に料理をもてなそうと家族を自分のアパートに招待するのだったが、、、。



料理をしたこともないのに七面鳥を焼くのに奮闘するエイプリル、
家族と対面するためスーツの調達に出かける黒人のボーイフレンドホビー、
エイプリルのアパートに車で向かう父母妹弟祖母の5人、
これらが同時進行に描かれていきます。しかしやっぱり起こるぞれぞれのトラブル。
c0004181_031188.jpg
まずは七面鳥を焼こうにもオーブンが壊れていることが焼き始めてから判明したからさあ大変!
同じアパートの住人にオーブンを借りようと一軒一軒訪ねるも、これがNYのダウンタウンの一角というだけに住民も一癖二癖ありげな人だらけで一筋縄ではいかない。

c0004181_0323637.jpg一方車でNYに向かうエイプリルの家族もいまいち気が進まない様子。
会話の中に少しずつエイプリルとの家族の確執も見えてくるのだけど、なんといっても母ジョーイが病気のせいもあり投げやりで痛々しい。


でも登場人物や会話はシニカルかつコミカルに描いているのでこれが結構笑えるのです。

エイプリルが一生懸命でいじらしくってかわいいんですよね〜出来損ないの自分をママにとっての最初のパンケーキと例えたりするんだけど、
感謝祭の意味を隣人の中国人に説明するシーンや、
テーブルコーディネートに使う小物を一つ一つセッティングしていくのにいろんな複雑な思いが映し出されているのがよくわかって。
恋人のボビーもいい奴。母の愛の力を古着屋の軽薄男に語るのが微笑ましい(笑)。
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そしてそしてさあどうなるラストでしたが、、、見事にやっやられましたっ!
過剰演出は全くないのだけど、観た後暖かい気分にさせてくれるなんとも粋なおわり方じゃあありませんか。
想像したとしてもこのラストのよさは観なきゃわかんない。
あとやっぱりトイレの女の子のシーンがねえ、ああいうの私もよそで見かけたりすると、ハッとさせられたりして、親としてはたまらないのですよ〜。

とにかく余計なことはなにもないのだけどそ一つ一つ丁寧に造られている感じがあって、印象に残るシーンが多い素敵な映画でしたよ。

最後にロードムービー風に描かれたエイプリルの家族が乗ってた車ですが、やっぱりオンボロ車でした〜。これお約束ね(笑)。

監督・脚本:ピーター・ヘッジズ
キャスト:ケイティ・ホームズ、パトリシア・クラークソン、オリバー・プラット、デレク・ルーク
製作年:2003年(米)
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by la-panda | 2007-12-18 01:16 | 映画