只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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2004年 12月 08日 ( 1 )

c0004181_16141431.jpg今年度観た映画勝手にベスト5(過去の作品)から、
今日は1位の「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を。

私はこの映画が大好きです。映画の出来がどうのこうのでなく、流れている空気が好き。男臭い世界感も。
そして、全てはこのラストシーンが撮りたいがために作られた映画なんだ、と思えるくらいかっこよく、切なく、愛おしいラストシーン、、、

これはドイツ映画で、ジャンルではアクション、犯罪もののところに置かれてたりしますが、ズバリテーマは死。
死を宣告された若い男二人が、死ぬ前に海を見ようと旅するロードム−ビーです。
病室にたまたま居合わせた二人。テキーラを飲みながら語り合います。
一人が「海を見た事が無い」というと、一人は「天国では海の話が流行っている。見た事ない奴はのけ者になるんだ」と。
二人は海を見るため、盗んだベンツで旅にでます。
しかしこれが大金をのせたマフィアの車であったため、それを追い掛けるギャング、警察と、拳銃ドンパチの大騒動に。

絵的にはタランティーのバリの格好良さですが、c0004181_15544597.jpg
この映画が可笑しいのは、主人公を含め、登場人物が全ておまぬけさんなところ。写真のこわもてギャング、警察も、本人達は大まじめなのに、オバカ全開でかわいい(笑)。んなわけないやろ!ってな展開、ノリで、ストーリーはテンポ良く進みます。笑いのセンスとしては、アメリカンどたばたコメディとは違う、陰の笑いと言うか、仏映画「TAXi」あたりの笑いに近いかな。
私的にはこの笑いが物凄いツボで、抱腹絶倒シーンもありました(私だけ?)。
しかし、これらは全て意味のある事だったんだと、ラストシーンで納得するのです。

特別なストーリーがあるわけではありません。
少し前、草薙君がテレビドラマでやったような、
死期を前に本人も周りも成長するみたいな感動的な話でもないです。
ただ、二人の生きざまは命の尊さを感じさせてくれるんです。

流れている曲がまたかっこいい!使い方がものすごくうまいなと思いました。
ボブ・ディランの『天国への扉』(映画ではカバー曲)は今では大好きな曲の一つです。

おそらくこの映画の内容を忘れる事があっても、このラストシーンだけは忘れないでしょう。
私、これを観てから早速、海見にいきました。荒れた日本海もよかったなあ。

監督  :トーマス・ヤーン
脚本  :トーマス・ヤーン/ディル・シュヴァイガー
キャスト:ディル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース
製作年 :1997/独
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by la-panda | 2004-12-08 16:34 | 映画 | Comments(4)