只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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2004年 12月 12日 ( 1 )

「スモーク」

クリスマスに観たい映画つながりです。
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この「スモーク」という映画、10年くらい前に観たんですが、クリスマスになると思い出して、いつも観たくなります。

舞台はブルックリンにある煙草屋。ここではいろんな人が集い、煙草を片手に語り合います。その中でも店主のオーギー、常連客で作家のポール、そしてポールと偶然知り合った少年ラシードの3人を中心としたエピソードが、オムニバスのように、でも一つのストーリーとして描かれていきます。

この煙草屋オーギーを演じるのがハーヴェイ・カイテル。全く普通のオヤジ役なんですが、同じ場所で同じ時間に毎日写真を撮るというライフワークを持っていて、実に渋い.
これに偶然ポールの亡くなった奥さんが写っていて、、、とか、こういう日常の描き方にジーンとさせられます。
毎日の写真は、まさにこの映画の時間の流れ方、切り取り方そのもののよう。

c0004181_3333927.jpg終盤はオーギーが、小説のネタが欲しいというポールに、昔クリスマスに体験した老婆とのエピソードを語ります。なぜカメラを始めたのかもここでわかります。
ウソが人を幸せにさせる話、、、なんともいい気分です。
ここはただただ語るだけのシーンなんですが、オーギーの語り口調と表情、それを聞いたポールの表情がとても味わい深く、引き込まれます。
その後の煙草のシーンがたまりません。
うーん、ええ話や〜と思ってたら、なんとおまけが。
エンドロールでトム・ウェイツの「Innocent When You Dream」とともに、この話がモノクロ映像で再現されるんです。うおーっなんという手法!。自分の想像と映像がリンクして、感動倍増。ああ、やられた!

煙草は映画ではいいシーンになる事が多いんですよね。この映画でも重要なアイテムです。私は吸わないし、旦那にも健康上やめてほしいなあと思ってはいるのですが、無駄なもの、有害なものは、なんでも排除という割り切り方ってできないです。矛盾してますね。
ちなみに私の会話の友はコーヒー。コーヒーの香りを味わいながら、またこの映画にひたろうかなあ♪ (牛乳割りだけどね/笑)

監督 :ウェイン・ワン
脚本 :ポール・オースター
出演 :ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート
製作年:1995年/米、日
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by la-panda | 2004-12-12 04:28 | 映画