只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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<   2005年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧


待ってました!3年ぶり6作目となるオアシスの新作登場です。
オアシスに関しては、リアムが歌ってる〜ってだけで、嬉しくなっちゃうもんで、まともな感想は書けないと思いますが(笑)。

なんといっても、今作興味深いのは11曲中ノエルの作曲が5曲だけで、メンバー全員が曲を提供しているという事。前作からこういう傾向にはありましたが、ノエルの曲+リアムのボーカル=オアシス(他はバックバンド)というイメージの強すぎたバンドにこんな日が訪れようとは!しかも、このバンド兄弟以外のメンバー交代多すぎだし(笑)。

とそんな事はおいといて、結果これはやっぱりまごうことなきオアシスのアルバムで、
新しい風も感じながら、ラフで自由な印象を持ちました。
アコースティックな音作りというか、響きわたるタンバリンやアコギの音が軽快で、
全体的にシンプルかつロック色強い感じです。
そのせいなのか、リアムやノエルのボーカルも一段とうまくなっている気が。
初期のような勢いやキラキラ感はないけど、新作のこの音好きですね。
これをメンバー全員で作り上げたというのがまたいいじゃないですか。

オープニングのせつない出だしでおや?と思っているところに、ジャーン!とオアシスらしい音が響いて始まります。
この1.「TURN UP THE SUN」アンディ作。今作でオアシス節を表現しているのはむしろこの人の曲かもしれません。
9.「KEEP THE DREAM ALIVE」もラストに向けてなかなか感動的な流れを作っていたし。
ゲムの曲10.「A BELL WILL RING」はギターの出だしがカッコ良くて好き。
この2人はそれぞれライドへヴィーステレオという、私も昔聴いていたバンドの主要メンバーだっただけに、今こうしてオアシスとして活躍してくれるのは嬉しいですね。(なるべくこの体制が続いてくれますように/笑)。

リアムの3曲もよかったのですが、今回印象深いのはやっぱりノエル兄ちゃんの曲。
オアシスらしい曲は皆に任せて、好きな事をやったという感じなんでしょうか。
ボーカルもそのほとんどを担当していて、曲もバラエティに富んでいます。

やけに耳に残る5「THE IMPORTANCE OF BEING IDLE」や3拍子の8.「PART OF THE QUEUE」ヴェルヴェットアンダーグラウンドのような2「MUCKY FINGERS」等、
様々なリズムを多用しているのが面白く、
またキーが高いのか、ノエルのボーカルとしては情熱的な印象も。
特に8は渋くってかっこいいです。今作中で一番のおきにいり♪。
シングル曲3.「LYLA」は聴けば聴くほど良くなってくるし、ラストの「LET THERE BE LOVE」「acqiesce」(下記)以来のツインボーカルで、間違いなくファンが喜ぶ名曲だし。
皆で歌えるような曲調はないけど、口ずさんでいるのはやはりノエルの曲なのでした。

今作もまたパクリだなんだと言われるんでしょうが、彼等の「俺たちはこういうのがやりたかったんだー!」と、堂々としてるところが潔よいですね。
只今ヘビロテ中。オアシスやっぱり大好きだなあ。
お天気のいい日はキャンバストップ全開PANDAとこのアルバムでGO!GO!だあ!


「acqiesce」はシングル「SOME MIGHT SAY」(1995)のカップリング曲です。
大阪のライブハウスでこれを聴いて、ツインボーカルとギターリフの格好良さに感動したのを覚えています。(ライブでは定番のようですね)以来私のオアシスベスト5(いや10かな/笑)でもあります。
ちなみにアルバムは1stが一番好きかな。
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by la-panda | 2005-05-28 23:28 | 音楽 | Comments(8)

「ターミナル」


昨年末、空港ロビーを丸ごと作って撮影したとかで話題となった、スピルバーグ&トム・ハンクスのヒューマンドラマ&コメディです。
そのセットにも興味ありましたが、「空港で9か月を過ごす男」という設定が面白くってそそられました。

ほのぼのしていて笑えてちょっといいお話。…良質なエピソードも詰っているし、こんな感じで十分な映画だと思ったんだけど、特に後半に見られる感動映画にありがちなちょっとウソ臭い(笑)演出が邪魔して、せっかくのいいラストのエピソードを、逆に物足りないと感じさせてしまったのでは?という点が少し残念でした。

クラコウジアという国からニューヨークへ訪れたビクターは、フライト中に祖国でおこったクーデターによりパスポートが無効となってしまいます。入国許可がおりず、帰る事もできず、空港で足止めをくらうことに。
しかし彼は空港で生活しながら、入国できる時を待ち続けます。ニューヨークである約束を果たすために、、、。

実在のモデルもいるらしく、現実的な設定ではあるんですが、これは不思議世界を描いたトワイライトゾーン(TVシリーズ)にありそうなネタだなあと思いました。
法の隙間というトワイライトゾーンに落ちた男。
私はこの手の話が大好きで、日常にある非日常を描くことで見えてくる、人間の滑稽な部分やちょっといい話に感動しちゃうんです。
そのほとんどが短編映画なので、過剰な演出がないところもいいし。

で、この映画。前半はテンポもよくて人間描写が面白いんだけど、
特に後半部分からディズニー映画のようなテイストになっていくんですよね。
万事うまくいくというわけではないけど、周りはいい人ばかりだし、トム・ハンクスもだんだんヒーローみたくなっていくし、超〜美しいキャサリン・ゼタ=ジョーンズとトム・ハンクスが並んだ図はまさにハリウッド映画そのものだし(笑)と、お金のかかったセットのごとく大げさな話に
いや、それはそれでいいのかもしれませんが、そのためラストで描かれるビクターが果たそうとしていた約束が、じんわりといいお話なのに、全体とトーンが噛み合わない事で、えっそんな事で?と感じてしまった人が多いのが寂しい。
そんな感動大作!みないな大味な映画にもっていこうとしなくてもよかったのになあ(笑)。

なんだかあまり面白くないと思われそうな書き方をしてしまいましたが、
ビクターが空港で生活していく智恵を付けていく過程等は、ユーモアがあってとても面白いです。
はじめは英語も話せなかったビクターが、小銭を稼いで、仕事を見つけて、人脈まで広げる様子はまるでサバイバルゲーム。ビクターを追い出そうとする空港管理局とのやり取りも楽しめました。トム・ハンクスはやはりうまいですね。


それからセットは確かに圧巻でした。これが本物の空港じゃないなんて勿体ないーっ(笑)。
実際の店鋪がずらりと並んでいたのですが、観終わってスタバのコーヒー無性にのみたくなりましたよ。きっと宣伝効果は大だった事でしょうね。

監督・製作:スティーブン・スピルバーグ
脚本:サーシャ・ガバシ、ジェフ・ナサンソン
プロダクションデザイン:アレックス・マドウェル
キャスト:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
スタンリー・トゥッチ
製作年:2004年(米)
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by la-panda | 2005-05-23 17:48 | 映画 | Comments(8)

「オールド・ボーイ」


またもや、エネルギー吸い取られ系映画の登場です。
韓流ブームとは無縁な私でしたが、
「タランティーノ、カンヌで絶賛」とあって、以前から興味あって。
さすが、昨年話題になっていただけのことはあり、
見ごたえ充分の作品でした。
正直後味よくないし、奨める人も選ぴそうなんですが、
衝撃ラストと共に、1コマ1コマの映像のインパクト強さが、いつまでも脳裏に焼き付きそうな映画です。

妻子持ちの平凡なサラリーマン、オ・デスはある日突然さらわれ、監禁されます。
その期間も理由も知らされないまま、15年が過ぎ、そして突然の解放。その後彼を待ち受けていたものとは、、、。

お話は監禁中よりも、解放後の5日間がメインに展開されます。
想像を絶する監禁時間ですが、この15年という期間が物語の鍵にもなっていました。
「何故監禁されたかではなく、なぜ解放されたか?」
この謎解きの流れは、観てる側にもすんなり入ってきて、目の話せない展開の連続。
そしてその謎解きとともに、復讐という目的を持つ人間のパワーが強く描かれていて、観ている側を圧倒します。
特に暴力シーン。暴力シーンの描き方が復讐劇の全てともいえますが、
久々に痛いシーンをいっぱいみせられ、もう目を覆うばかり。
タランティーノ映画でも平気だったのに、私も弱くなったもんだなあと思いましたが、
この映画の描くトーンやドロドロ感、オ・デス演じるチェ・ミンシクの狂気な表情が強烈に見せていたのでしょう。
それでもたまに入るちょっとしたユーモアが救いでしたね。
あと一人で立ち回るシーン、ありえね〜っとか思ったけど、あのワンカットのカメラワークは面白かったです。

(この後ネタバレ感想です)
復讐心で生き延びれた監禁生活とその後。
しかしその目的もなくなり、そして人を愛する事も許されなくなってしまえば、
当然生きる力は失われ、抜け殻と仮すわけで、、、。
この抜け殻状態を描いたラストシーンは、静かながらも衝撃的でした。
デスは大きな罪を犯すことによって、生き続ける道を選択しますが、
正直このショッキングな愛の形を、どうとらえたらいいのか戸惑ってしまって。

中盤、デスが屋上で解放された時、そこで飛び下り自殺しようとしていたオヤジに近寄り、頬ずりするというちょっと笑えるシーンがありました。
解放後にまず人肌を求めたというこの描写を観ていて、妙な安心感を覚えたのですが、
ラストでの罪な記憶から解放された後、ミドと抱き合う姿を観て、同じよう安心感をもったというのも正直な感想で。

このラストは映画の後味を悪くさせているし、納得もいかない所もありますが、
抜け殻状態のデスがただ生きることを願い、その権利を与えてもらうには、
ミドの体温がどうしても必要だったというのが伝わり、
その罪を背負ってでも、生き続ける方法もありなのかなと思いました。
愛の形はそれぞれで、他の人にはわからない世界もあるわけだしなあ。
抜け殻のデスの表情があまりに痛々しく、そう思わせたのかもしれませんね。

そういえば、屋上で自殺した男性、話きかされるだけで、自分のことは聞いてもらえずでしたよね。
「おーい相手の話も聞いてやってくれよ〜」とか思ったんですけど(笑)。
まあ相手の話聞いてる場合じゃなかったですからね。この後はかなりブラックでした〜。

もう一つこの映画で感じたのは言葉の暴力
このデスの過去って、例えていうなら、交通事故のきっかけを作っときながら、
本人は事故にも気付かず去ってしまったようなもの。
こういう事世の中にいっぱいありますよね。
ちょっとしたいろんなことが複雑にからみ合って、それぞれの人生がある。
もしかしたら、自分にもそんなことがあるのかも?とつい考えちゃいました。
そういえばそれこそ身勝手だけど、確かに自分がやられた事って忘れてないもんです。

これ一人で観たんですが、正解でした。ちょっと家族とは一緒にみれない内容だし;
どうでもいい事ですが、ミドみてビビアン・スー&ほたるちゃんを連想したのは私だけでしょうか(笑)。

監督・脚本:パク・チャヌク
原作:土屋ガロン(漫画)
撮影:チョン・ジョンフン
キャスト:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・へジョン
製作年:2003年(韓)

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by la-panda | 2005-05-19 12:41 | 映画 | Comments(18)
気がついたら、週1ペースの記事の更新になってましたね;
書きたいレビューはいっぱいあるんですが、なかなか落ち着いて書く時間がない〜っ、
というわけで、今日はプライベートなネタで失礼します〜。

最近石川県の小松空港近くに行った時、ものすごく間近で飛行機を見る事が出来たんです。
ここは滑走路際の道路で車を停められるので、プジョーと飛行機のこんな写真も撮れちゃって、もう感激!。
(この時の撮影は旦那。合成じゃないですよー)
c0004181_2113932.jpg

これに感動してからというもの、飛行機が見たくて見たくて!
休日になると一人で子供達連れては、近くの富山空港へと出かけています。
空港内からだとあまり至近距離では見られないため、滑走路周りの道路をうろうろして、どこが一番間近で見られるかを、探しまわったりして。
この写真ほど迫力ある場所はなかなか無いんですが、富山空港は河川沿いということもあって、小松よりはビューポイントがいっぱいあるんですよね。
田舎なんで、1時間に一本程度しか飛ばないのは寂しいですが、
来るかなあ、来るかなあ、なんて待ってるのも楽しいもんです。
飛行機が飛び立つシーン見てると、なんかスカッとして最高!
お金もかからなくって、いい休日の過ごし方ですよ〜(笑)。

旦那に負けず、今度はぜひ愛車PANDAと飛行機のいいショットを狙いたいと思います!

そういえば、高速道路の真上がちょうど着陸コースなんで、ここ運転中もすごい迫力で見ることが出来ます。わき見注意!って黄色い看板出てるくらいですから。
わき見するなっていわれても、ねえ。多分皆さん、見ないわけ無いです(笑)。
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by la-panda | 2005-05-16 23:14 | Comments(8)

5,6月はOASISCOLDPLAYをはじめ、気になるア−ティスト達の新譜ラッシュなので、最近はベック以外は買わず、大人しくしていたんですが、
ああ、またもや新人さんに手を出してしまった〜。

もうここんところのUKシーンは、80年代ポストパンク/ニューウェーブリバイバルだとかで、そこそこ好みの音を出してくれる新人バンドが溢れ返っていて、
でも購入となると決め手に欠けてみたいなのがいっぱいでしたが、
ニューキャッスルから登場のMAXIMO PARK「A CERTAIN TRIGGER」
これは試聴してすぐにピピンと来ちゃいました。

以前、rockin'on誌付録のコンピレーションCDを聴いた時に、
最も気に入っていたのが、ROOSTERとこのMAXIMO PARKの曲でした。
アルバム通して聴いたら、やっぱりドンピシャ!
英国特有の曲がった音&メランコリック要素を含んだギター・ポップ、
ってかロック
ですね。
解説でXTC、スミス、トーキングヘッズなんかに例えられてるとおりなんだけど、すごくポジティブです。
エレクトロシンセのキラキラ感に、とんがったギター音が潔くてかっこいい〜。
特においしいフレーズを盛り込みながらの、目まぐるしいリズム変化や曲展開
がドラマチックで、堪能してます。
(私的にはロキシー・ミュージック的な香りも)

メンバーの写真観ると、なんだか強烈な個性を放っていそうな(笑)
ボーカルのポール・スミスさん(中央)。c0004181_1381865.jpg
彼の色気あるボーカルや、パフォーマンスには興味深々です。
ライブはどんな感じなんでしょうか。ぜひ観てみたいです〜。
彼等もFUJIロックに出演するんですよね。あ〜あ、いいな観に行きたい。絶対無理なんだけど。

新人バンドでは昨年はフランツにはまったけど、今年は自分の中では
ブロック・パーティマキシモ・パークで盛り上がるかなあなんて思っております。嬉しい出会いだなあ。

ああ、今度こそ、当分試聴買いはしないぞと誓おう。
ほんとは炊飯器買わなきゃいけないんですけどねえ。
蓋がしまらなくって、漬け物石おいて炊いてる日々で、、、でもこりゃ後回しだな(笑)。
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by la-panda | 2005-05-12 13:30 | 音楽 | Comments(16)
c0004181_9504153.jpgシリーズ3作目となる完結編なんとか観る事が出来ました。
GW中にもかかわらず劇場にはなんと5人程度。まあ田舎だし3作目だしこんなもんでしょうか(笑)。
だって、、2を観てないとさっぱりわかりませんから、この映画。
すでにファンの域に達してる私には、楽しめましたが、そうでない人にはつまらないでしょう。
そう考えると続編なのにしっかり独自の世界を築いた2.無間序曲ってやっぱり凄いです。

1の後、警官として生きることを決め、警察内に残る自分と同じ内通者達を探し出しては消していくラウ(アンディ・ラウ)。彼が最後に目をつけたのが謎の男、保安部のエリートヨン警視(レオン・ライ)だった。
ヨンの行動を監視していく中、同時にラウの心に生き続けるヤン(トニー・レオン)の存在を自分に同化させていくのだが、、、。
(以下核心には触れてないつもりですが、少しネタばれあり)

現実と妄想、現在と過去の世界が複雑に入り交じる展開は、様々な謎解きがされるとともに、ラウの混乱する頭の中を体感しているようで、なんとも不思議な感覚になります。

そして私が1でいらないと言っていた、精神科医リー(ケリー・チャン)ですが、c0004181_9532744.jpgこの精神世界を描く3で大きな役割を果たしていたようです。
リーの前でヤンとラウが並んで椅子に横たわるという、現実にはあり得ないシーンは、
二人の男の対比を表していて、時間を超えたうまい共演だなと思いました。

ただ、リーとヤンの交流シーンは、長すぎて少々くどいので、
もう少しサラッとして流して欲しかったですけどね。
(やっぱり女はいらないってことか/笑)。
というか、今回1では見られなかったヤンの側面を描く事で、多くの笑顔が観れたのは嬉しい反面、あの1の印象のままいてほしかった気もしていて、、、。
ウインクとかされた時には、戸惑ってしまったし(なんでだ/笑)
1のシーンでヤンが署に戻ったときの「終わった〜」って安堵の表情が、
私の中で一番素敵な顔だったんですよね〜。
マフィアの相棒キョンとのやりとりのシーンは微笑ましくてよかったけど。

そんな感じで、物足りない部分もあるけど、私がシリーズ通してこの映画が好きなのは、やはり男くさい世界感が描かれ続けているからで、
1では、警官に生きるヤン、ウォンの姿が、
2では黒社会に生きるハウ、サムの姿が、
そして3ではヨン、シェン(チェン・ダオミン)の謎につつまれながらも何か自身に満ちた表情が、
それぞれにいい雰囲気を出していたと思うんです。
(ヨンとシェンにはもう少し見せ場が欲しかったけど)
その中身は善悪一体だけど、彼等の燐とした姿勢、振る舞い、台詞はとにかく
カッコイイ。そしてそれをスタイリッシュに映す映像もカッコイイ。

彼等は皆それぞれ大事な何かを失いながらも、生きる目的(復讐等も含め)を持ち、
自分の立場にプライドを持ったキャラだったからでしょう。
特に3では警官=正義という誇りやその連帯感が強く出ていて、
とっさの銃撃戦で急所をはずすという行為や、1でもヤンが言い放った
「悪いが、あいにくおれは警官でね」という台詞等がとても印象に残っています。

だからこそこ虚像の警官でしかなかったラウの孤独感が実に虚しく映ります。
真の警官になりたいと思っても時はすでに遅く、、、ヤンに自分を同化させながら壊れていく姿には、同情はせずとも思わず涙してしまいました。
彼の生きざまこそまさに無間道なのですね。
「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」
今回このアンディ・ラウの演技は見どころの一つだったと思います。

ただ長いだけで、うまく感想がまとまりませんが;
とにかく1、2、3ともすべて手法が違うという点では、
今までにないパターンの3部作だし、
ファンを引き付けたという点でも素晴らしいシリーズものだったのではないでしょうか。
一回ではきっと見落としている部分がいっぱいあるだろうから。
DVDがでたら、また順に観て新たな発見を楽しみたいなあと思っています。
c0004181_19325259.jpg
監督・撮影:アンドリュー・ラウ
監督・脚本:アラン・マック
脚本:フェリックス・チョン
製作年:2003年(香)

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by la-panda | 2005-05-07 10:41 | 映画 | Comments(8)

待ちに待った2巻が発売となりました。
次々と破壊されていく高性能ロボット達
(狙われるは7体、うちアトムも含まれる)
のお話「地上最大のロボット」(手塚治虫)のリメイクです。

一巻には興奮しました。
主人公ゲジヒトの登場の仕方もニクイんですが、
なんといってもノース2号と作曲家のエピソードが素晴らしくって。
それに比べると2巻は、今後のストーリーへの様々な伏線が散りばめられたといった感じでしょうか。
それでもブランドの話には感動し、涙しましたが。
ロボットが感じる家族愛、友情、憎しみ等が、
人間ではできない表現方法で描かれている所、うまいですねえ。
そしていよいよアトム君の登場
そのあどけない表情の可愛さ&高性能ロボットゆえの複雑な感情、増々感情移入させられそうです。

c0004181_2322536.jpg今回どうしても原作が読みたくなったので、漫画文庫を探して読みました。
ストーリー展開や結末が知りたいというより、久しぶりに手塚ワールドに触れてみたかったので。
浦沢版を読んだ後なので、原作が少年向けの、より漫画チックで単純なストーリー展開に見えてしまうのですが、
しかししかし、なんと心に残る、深いお話なんでしょうか
とにかく出てくるロボット達が皆個性的で可愛いんです。
ロボットなのに彼等の無表情の裏にある心をいろいろ想像したくなるというか、
リメイクしたい気持ちにも納得。
特に悪役であるプルートゥは、あくまでロボットらしい単純な表情や思考回路で、感情の発達もぎこちない、それがとても純粋に見えて。
戦うためだけに作られたという宿命がせつなく、より愛おしくなってしまいました。

これは原作を読んだ方が、いろいろ楽しめるかもしれないですね。
キャラクターは完全に浦沢流に現代流にアレンジされてますが、
原作のような古いロボットの造型も残されていて、
ちょっとノスタルジックでいい感じ。

そういえば、今回出てきた浦沢版お茶の水博士、原作にも似てるけど、
実際どこかにいそうな顔してるんで笑っちゃいました。
浦沢さんの描く人物はきっとモデルがいますよね。
俳優とかミュージシャンとか政治家とか。
この顔のモデルは誰だろう?っていつも気になる所です(笑)。

今後、どうやら長編になりそうな予感。
個人的には「マスターキートン」のような短編集がまた読みたいんですけどね。

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by la-panda | 2005-05-01 03:13 | | Comments(6)