只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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ウルトラマンの話

気が付いたら、映画ネタ1か月近く書いてないぞ;いやそれなりにDVDで観てるはいるので、そのうち、そのうち(笑)UPします〜。

いつもまとめて借りるDVDレンタル半額デー、子供にも好きなウルトラマンのダイジェスト版みたいなのを借りてあげてるのですが、c0004181_618409.jpg
今借りて観ているウルトラマンコスモスのTVシリーズ(2001年〜)。
これが面白くって、最近は私の方がこれにはまっています(笑)。
まあ私も子供の頃からウルトラマンが好きで、初代から80シリーズまで観てはいたんですが、
このコスモスは他のウルトラマンとちょっと違って新鮮だったんです。
彼はむやみに怪獣殺しません。戦う相手は怪獣にとりついたカオスヘッダーという憑依物質や侵略宇宙人だったりで、悪くない怪獣はちゃんと保護するんです。(戦う相手によりモードがチェンジ)
特捜チームも同じで、人間と怪獣が共存できることを目指しています。
えー、そんなの面白いの?と思われるでしょうが、これが結構泣けるええ話が多くって。全体的にはジュブナイルに仕上がってますが、特捜チームメンバーの人となりもよく描いてあるし、ドラマとしても面白いです。
まあ少々説教臭いところもありますが(笑)、優しさこそが強さというテーマをしっかり描いているんじゃないでしょうか。
まだ4歳の息子にはやっぱ単純に怪獣を派手にやっつけたほうが、わかりやすいんでしょうけどね。
初代ウルトラマンシリーズのシーボーズとかジャミラとかのエピソードが好きな方にはお勧めです(誰に勧めてるんだ/笑)。
c0004181_6191411.jpg

そういえば6月でウルトラマンネクサスが終わりました。
これも今までにないウルトラマンの話でした。大人向きでかなり暗いところが取っ付きにくかったんですが、いざ終わると寂しいもんですね。
ってか、視聴率よく無かったため、早めに打ち切りとなり、最終話は6話分を1話にまとめたものを放送したんだそうです。(そんな無茶な)厳しい世界だなあ。。。


下の写真は最近よく遊びに行く、石川県手取フィッシュランドにあるウルトラマンスタジアム内での子供達です。
ウルトラマンに一生懸命話し掛ける二人。ウルトラマンは喋りませんけど(笑)。
うちが行くのは平日なんで、このようにウルトラマン独占状態です。
ここはショーが観れて、グッズもいっぱい売ってある所ですが、
こうやってウルトラマン達がいっぱい出てきて出迎えてくれるのも嬉しいところです。
実際にショーをやる人が中に入っているので、彼等のポーズは徹底してて、その燐とした佇まいがかっこいいんですねえ。
しかし、行く度に一緒に写真を撮るので、家はウルトラマンの写真だらけになってます;;(笑)。c0004181_6225096.jpgc0004181_623293.jpg




最後に本もご紹介。
旦那が見つけてきたのですが、このウルトラマンの本、シリーズごとにストーリーやキャラクターの特徴を見やすく書いてあって、なかなか面白いです。
それぞれの筆者の思い入れのある文章も楽しめました。(もちろん大人むけで〜す!)
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by la-panda | 2005-06-28 06:53 | 映画

musical batton 来ました

musical batton を、いつも楽しく読ませてもらってるshindouxxxさんmoroq14さんから頂きました。
(musical battonの説明はこちら)にて

チェーンTBのようなこの企画。もうどこもかしこもこの記事だらけですごいですねえ。
でも音楽ネタなんで、リンク先のブロガーさんのそのエントリーを読むのは楽しいです。
で、人のばかり読んでたら、せっかくいただいてたバトンを渡すのがすっかり遅れてしまいました。もたもたしてたら渡す先なくなっちゃいそうだ;
というわけで私も質問に答えていきたいと思います。

今パソコンに入っている音楽ファイルの容量は?
1128曲、4.74GBです。パソコンで聴く事はほとんどなく、iPod用として読み込んでますが、なんてったってうちのiPodは5GBしかない;入れ替えながら、なんとか5GB以下にしています。

最後に買ったCDは?
COLD PLAY「X&Y」です。
感想はこちらに〜。

今聴いてる曲は?
jamiroquai の 「When You Gonna Learn」
新譜が出たってことで過去のを久々に聴いてます。新作がどんなのか気になりつつ、買う余裕もなく、、、とりあえず後回しになりそう。

よく聴くまたは思い入れのある5曲は?
ほんと思いつきですが、好きなアーティストの中から、ふとたまに聴きたくなる曲というテーマにしてみました。
年代の古い順からいきます。(画像は曲が収録されてるアルバム)


R.E.M 「FINEST WORKSONG」(「DOCUMENT」から1987)
R.E.Mをリアルタイムで聴きはじめたのは実は「OUT OF TIME」からなのですが、あえて初期から選曲してみました。
いつ聴いても、強烈なパワーを感じる曲。マイケル・スタイプの歌い方がかっこいい。



Erasure 「A Little Respect」(「the Innocennts」から1988)
赤ちゃん連れでドライブしてた時は、このErasureのピコピコミュージックが BGMの定番でした。で、なかでもこの曲は極上美メロ!とにかく幸せな気分にさせてくれます。(歌詞はわからんけど;)
彼等今でもちゃんと新譜を届けてくれてますよ。相変わらずのスタイルです。



STING 「If I Ever Lose My Faith in You」(「Ten Summoner's Tales」
から1993)
最初は洋楽聴きはじめ頃に思い出深い、ポリスの「Every Breath You Take」にしようかなと思ったんですが、よく聴いているのとなるとこれです。スケールの大きさを感じさせる曲にじんわりきます。「...all this time」での、ジャズ風なアレンジも素敵です。



OASIS「Fade Away」(「Whatever」から1994)
この頃のオアシスはシングルのカップリング曲まで皆好きでした。やんちゃな感じが好きな曲ですが、この曲、後に「HELP」というチャリティアルバムで、ソウルフルに生まれ変わって、ノエルのボーカルでも聴かせてくれます。そのバージョンが新鮮で、あらためて見直した曲です。



U2「WALK ON」(「ALL That You Can't Leave」から2000)
U2は特に思い入れのある曲がたくさんありますが、比較的最近のから選びました。
この曲には素のU2を感じます。静かながらも力強さがあって、前向きになれる名曲です。ライブのラストにふさわしい。


バトンを渡す相手5人の名前(+ブログ等のURL)
いつもおせわになってる、音楽ネタも書いてらっしゃるブロガーさんに、バトンお渡ししたいと思います。(本当はリンクさせていだたいてる方みなさんに聞いてみたいんですけどね。)
でもこれは遊びですので、スルーしてもらって構いませんし、もし気が向いたら、ネタに困ってたら(笑)、てな感じで適当にお願いいたします〜。

独特ないいまわしのCDレビューいつも楽しみ&頼りにしてます、ヒトミさん
最近は車ネタ多いですが、ベスト5が楽しみなQさん
音楽分析が素晴らしいukeruさん。ベスト5は私も好きそうな予感。
MINI乗りのjam-worksさん。幅広い趣味から何を選ばれるかな?
とにかく楽しい文章を書いてくれるViggo大好きねむちゃんさん。語って下さい(笑)

7/12追記
上の皆さんに無事お答えいただくことが出来ました。ありがとうございました!
で、そこから2〜3本帰ってきましたので、
半年ぶりにブログ再開したeightbeater1970さんと、ginchanhakawaiさんにもお願いしたいと思います。(まわしまくりだあ)
よろしくおねがいいたします〜。


一応確認しましたが、被ってたらすみません。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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by la-panda | 2005-06-21 04:54 | 音楽

COLDPLAY「X&Y」


本国じゃバカ売れしてるようですね、これ。
そうでしょう、前2作のビッグセールス記録のプレッシャーをはねのけた、3枚目にして堂々の自信作〜って感じしますもん。
コールド・プレイといえば、UKらしいギター音に、ピアノとファルセットヴォイスで聴かせる、バラードロックといったイメージなんですが、
今作はその路線をもっとゴージャスにした感じです。
シンセ音やストリングスが重なり、さらにゴスペル調まであって、なかなか壮大な世界。
でも隙間無く敷き詰められたその音のシャワーに無駄はなくて、意外にすっきり聴こえてくる所がさすがです。

最初聴いた時、同時期リリースのオアシス新譜とはあまりに対照的な音作りだったんで、ヘビロテ中だったオアシスモードから、気分を切り替えるのに時間かかりました〜(笑)。
「X&Y」は、いい音でじっくり聴きたい的内容なんで、秋とかにリリースされたら、もっとぐっときたかも。

本人達が公言してますが、今作はあっちこっちからパクっているらしい。
その先入観からかもしれませんが、「あれ?このフレーズって、誰のだっけ〜っ?」て思い出したい箇所がいっぱいあって、はじめは落ち着いて聴けなかったです(笑)。
80年代からの引用が多い気がしますが、とりあえずはっきりわかるのは、5.「TALK」のギターリフが、クラフトワークそのまんまって事。
このリフありきの曲なんですが、さらに世界を広げ、かなり気合いの入った曲になってます。パクリもここまでくるとお見事ですねえ。

後半にはレディオヘッドトラヴィスっぽさもありますが、
全体的にはU2の香りをあちこちに感じました。洗練された初期U2の音って感じでしょうか。クリスの歌い方もボノに似てるし(ボノよりは奇麗だけど)、ギターもエッジのようなかきなぐり音じゃないけど似てる。きっと好きなんだろうなあ。
そういえば何かのインタビューで「U2やビートルズを超えたい」っていってたような。

私はU2ファンですが、U2にはカタルシスを感じても、正直コールド・プレイはそこまでは行かないんです。好きだけど、どちらかというとクールに聴いているバンド。
曲が奇麗すぎるのと、すごく器用に曲を作ってる感じがそう思わせるのかな。
特にこのアルバムはそんな印象で、全曲クオリティが高い分、逆に印象的な曲がないと言うか、一発芸的な感じの曲がないというか、そんな感じもする。
あっ、私すごく贅沢な事言ってますね(笑)。
フェイバリット曲をあげようと思うと1.3.4.5.7.9.10.11.…とやっぱりこれ!って、選べなかったり。

もちろん今作が最高傑作であることにはかわりないと思います。
ただ、そんな成長し続ける彼等に敬意を表しつつも、やっぱり私はファースト「パラシューツ」(2000)が好きだあ!
とここは言ってしまおう(デビューアルバム好き/笑)。
「パラシューツ」には退屈な曲もあったけど、あの瑞々しさとか、UK 臭さとかいいよなあ。
それに「YERROW」はやっぱ名曲ですよね〜。
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by la-panda | 2005-06-17 14:21 | 音楽

今日のヴィレッジヴァンガードでのみっけもん♪は、佐藤和歌子著の「間取りの手帖」です。
(これ結構話題になってるんですね。知らなかった)
1ページに一つずつ間取り図を載せ(全99個)、それに一言コメントを付けただけの本なんですが、こんなに笑えるとは!

私は建築やインテリアにも興味があるのですが、そんな私にヒットしたのが、テレ朝の「大改造!劇的ビフォーアフター」という番組でした。
新築ではなく、リフォームすることで起きる劇的変化を楽しむ番組ですが、元の家がただ古いというだけでなく、その住み難さにびっくりするのも見どころで、
「なんで、こんなトイレ?この階段あり?ありえねーっ!」とその間取りに突っ込みながら観るのが好きです(笑)。
(まあどこの家にもそんなのの一つや二つあるんでしょうけど。私達の実家もちょっと笑えるところあるし)
で、リフォーム後はその変わり様にうっとりし、匠のアイデアにいつも感動するのですが、「いや、匠さん、そんな冒険していいの?」みたいなのもちらほらあってそれもまた可笑しい〜(笑)。

話がそれましたが、一件まじめそうに見えるこの本には、そんなおかしな間取り図ばかりが並んでいます。
例えば、15畳のど真ん中に水まわりがある部屋、実はお隣りさんと繋がってる部屋、無駄になが〜い玄関、よくみると窓が無い、玄関でなく入口と書いてある、名の無い空間(怪)、、、等、それらがまた一瞬見ただけではわからず、よーくみると???、、、おいおいっ;ってのばかり。
もちろん立地条件の問題もあるのでしょうが、建築家の妙な発想によるところも大きいと思われます(笑)。
写真でなく、全て間取り図なので、部屋を想像するのが楽しいし、またそこに人が住んでいる風景を想像するのも楽しくって、実は奥が深いのです(笑)。

また著者の佐藤和歌子さんの一言コメントやコラムが絶妙で、笑えます。c0004181_132614.jpg笑いの感じというと、「バカドリル」のシリーズや、おおひなたごうさんなんかに通づるお笑いセンスでしょうか(もしかしてブロス読者!?)
これが私的には激ツボでして、この本を片手にタリーズでコーヒーしながら一人くすくす笑う私は、かなーり怪しい人でした;
ブックカバーが、間取り図一覧表になっている遊び心も素敵だわ♪

というわけで真面目に部屋探ししている人は読まないで下さい(笑)。
ちなみにうちは転勤族なので、次はどんな所に住む事になるかの不安と期待は常にあります。なのでこういう間取り図の奥を読む訓練は日頃からすべしかも(笑)。

今住んでいるアパートは2DKの狭い所ですが、スクエアに無駄無く仕切ってあるので、狭いわりには使いやすい間取りです。
ただそのしわ寄せはトイレ等の水周りにきてるようで、とにかくそこはこぢんまりしてる!
旦那は身長が177㎝ありますが、そんな背の高い人にとっては、まるで小人の世界にいる感覚になるらしいのです。
確かに、トイレのドアは目の前に迫ってるし、小さいお風呂なので、合う風呂蓋も売ってないし、ドアとドアはぶつかるし、、、。
でも子供にとってはいい大きさです。トイレトレーニングしやすいし、洗面台に手が届くし、お風呂で溺れにくいし(笑)。
次は旦那のためにもう少し、水周りの大きいところにしてあげようかなあ。
(家賃と検討しながらね)



おまけ
東京スタイルというミニ写真集を買った事あります。
東京で一人暮らしをする人の部屋をただただ撮影しただけの写真集ですが、部屋とはちょっとした小宇宙。そんなことを感じとれる面白い本でした。
上の本とおなじ楽しみ方できるかも。よってこれも付け加え〜。
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by la-panda | 2005-06-10 22:33 |
まずはrelaxc0004181_1201858.jpg
iPodの特集雑誌はよくあるけど、これは一つのカルチャーとしての特集なので、パラパラみるのに楽しい内容でした。
しかし世界中のiPodを、新潟の町工場の職人のおっちゃんが、一つ一つ鏡面仕上げをしてるというのには感動!
あの技術は相当なもんらしいです。オヤジ達の仕事場写真が渋くて素敵でした。日本の匠カッコイイぜ!

白いイヤホンした人への街角インタビューもありました。
さすがに初代をお持ちの方はいらっしゃらなかったですね。
(やっぱバッテリーがねえ;うちのが持ち良すきなのか?)
ちなみに私はゼンハイザーのイヤホン(白くない)を使うので、こういう時には声かけてもらえないだろうなあ。
ってかiPodお持ちの方、皆おしゃれさんに見えるってのはやっぱひいき目?(笑)

iPodのCMを手掛けてるLoganの事にも触れてました。
LoganのCMが見られる所を以前tropicaliaさんががリンクしてらっしゃったので、私もココにリンクさせていただきます〜。よかったら観てみてください。


c0004181_12255822.jpgお次はCUT
自称映画オタクが選ぶベスト100という事で、もう大好きな映画がいっぱいでした。
このエントリー中の映画のレビューとか書いたら、記事の内容はともかく、リンクさせていただいてる映画好きブロガーさんが、何か一言語りに来てくれそうですね(笑)。
元ネタや名シーン、トリヴィアまで、ちょっと視点の違う解説がとても楽しめました〜。
最近は新作レンタルを観る事が多かったですが、このエントリー中でまだ観てない過去の名作映画も今後ぼちぼち観ていきたいな。


c0004181_12111058.jpg最後はSNOOZER
オアシス目当てで久々に購入しました。ノエルをちょいとキレさせかけた(笑)インタビューに、コールド・プレイのパクリ発言!?等、なかなかおもしろかったです。
写真がいいですねこの雑誌。ちょっとお高いのでなかなか買えないけど。
しかし最近は買いたい新譜が増える一方で困ったもんだ。
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by la-panda | 2005-06-08 14:21 |

私が観ている三谷幸喜の作品の中でも、No.1に好きな舞台「笑の大学」の映画化作品です。

昭和初期の戦時下。不謹慎な笑いを弾圧しようと喜劇台本をチェックする警視庁の検閲官向坂と、そのチェックを受ける座付作家椿
椿に無理難題を押し付けては書き直しを命じる向坂だったが、なぜか椿が書き直す度に台本は面白さを増していき、、、。

昔NHKの放送でこの舞台収録を観ました。
笑って笑って、泣いて、また笑ってと、西村雅彦&近藤芳正の演技に見事によわされ、感銘を受けたのを覚えています。
思い入れが強い分、比較して観ることは避けられませんでしたが、やはりどんな表現をしようともこのお話の素晴らしさ、奥深さは変らなかったです。
立場の違う男の生きざま・友情をユニークにそして何処までも暖かく描いていて、、、どちらもお笑いへの愛とともに人間の尊厳をも描いた素晴らしい作品だったと思います。

映画ではあくまで舞台の二人芝居の形をメインとしていて、c0004181_11265536.jpgそれに当時の世情をイメージさせるエッセンスを加えた形となっていました。
笑い指数は若干低めでしたが(それでもいっぱい笑ったけど)、私がこの映画に新たに感じたのは暖かさです。
柔らかい光が差し込むレトロな部屋、カラフルな浅草の劇場街等…美術面もそうですが、二人のキャラクターの持ち味がそう思わせたのでしょう。
役所広司演じる向坂は、堅物のようで、実は何処にでもいそうな憎めない人間味あるオヤジだし、稲垣吾郎演じる椿は、ややインパクトにかけるも、若さとそのつかみどころのないキャラが、役所との掛け合いに合っていて。
この二人が歩み寄る過程は微笑ましく、ラストのせつなさも含めて、観た後なんだか優しい気持ちになれるいい映画でした。

ちなみに舞台版はどうだったかというと、(初演は1996年)
c0004181_11355573.jpg

二人芝居が淡々と進む形式でしたが、私がこの舞台に一番感じたのは躍動感でした。
男と男のプライドをかけた戦い、その駆け引きはちょっとしたサスペンスだし、物を作り上げる時のひらめき感や魔法がその空間に感じられて。
でもなんといっても、多いに笑えたんです。
西村演じる堅物&偏屈な向坂は、迫力がある分、崩れていく様が可愛いく、
近藤演じる椿は、信念を持つ男ではあるんだけど、妙な動きと共にどこか哀愁感をも漂わせていて、そんな二人がそこに立って、しゃべっているだけで、もう可笑しくって!
もちろん二人の掛け合いの間も絶妙でしたが、彼等が真面目に演じれば演じる程面白かったです。
これが舞台が持つマジックなんでしょうね。そしてこれこそ劇中の話に出てきたコメディの要素なのかもしれません。
ラストも笑いで締めくくってる点など、深いテーマを描き、涙させつつも、どこまでもコメディの舞台にこだわっていたように思いましたね。
これはぜひ生で観て、皆と一緒に笑い、泣きたかったなあ。

というわけで最後はネタばれ感想です。

作家椿のモデルは喜劇王エノケンの座付作家菊谷栄さんだそうで、実際に戦地へ向かい帰らぬ人となったらしいです。
当時の時代背景を考えても、このラストは身につまされます。
「笑いを全て排除した喜劇を書いてこい!」
向坂の最後の難題に、椿は最高の台本と共に、召集令状というまさに笑えない喜劇を持ってくるとは、、、なっなんと深い!
そこの部分がメインテーマではないと思いますが、いかに戦争が愚かかをこんな変化球で描いているなんて、見事だなあと思います。
旦那は戦争映画をかなり観ている人ですが、反戦映画としてベスト5には入るといってましたね。
そういえば、「ライフ・イズ・ビューティフル」も反戦を描いたあたたかい
コメディでした。
いや、中味は全然違うんだけど、なんだかちょっと思い出したのでした。

監督:星護   脚本:三谷幸喜
キャスト:役所広司、稲垣吾郎、小松政男
製作年:2004年(日)
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by la-panda | 2005-06-03 12:14 | 映画