只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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<   2005年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧


10年前にWAR CHILD の企画による「HELP」というチャリティアルバム(売り上げは戦争孤児救済基金に)が話題になりましたが、その第二弾となるCDがこれです。
UK豪華メンツによる、未発表曲ばかりという美味しい内容につられ、前回に引き続きゲットいたしました〜。参加アーティストはこちらにて。

9月8日に一斉にレコーディングを開始、その翌日の9日にはWAR CHILDのサイトでダウンロード販売されたんだそうです。早っ!
まさに録りたてほやほやって奴ですね。早々にすごいダウンロード数だったそうで、そういう時代なんだなあ。

このアルバムの目玉はやはりRadiohead久々の新曲でしょうか。
インパクトはないけどトム・ヨークのVo.がグッと来るいい曲です。
Coldplayは「X&Y」のシークレットトラックに入ってた奴の別バージョンでしたが、ほぼ同じ感じでした。

インパクト度でいくとGorillaz
タイトルそのまんまに、香港映画がイメージされるようなオリエンタルムードなイントロ。
最初はこれに違和感ありありだったのですが、切ないメロディとデーモンのしっとりとした歌い方が心にしみいってきて、聴いているうちにとても好きな曲となってました。

でじんわりしてるところに次のマニックスの熱いヴォーカルが!
Gorillazの曲とのギャップか、一段と爽快さがUPして聴こえます。

中でも一番好きなのはMaximo ParkBloc Partyの曲。二つとも耳に残る美メロなんですよ〜。今年のお気に入り新人バンドというだけあって、思い入れも大きいんですけどね。

あとHard-Fiが意外な感じでよかった。
実はこのアルバムを買うとき、Hard-Fiの日本盤が安く出てたので、一瞬どっち買おうか迷ったんですよね〜。年内にはHard-Fiゲットしよっと。

そうそう、カバー曲も面白いです。
マービンゲイの曲をやったKaiser Chiefsはノリのいいポップソングで軽快。
名曲「Goodbye Yellow Brick Road」Keane&Faultline)と「Happy Christmas, War Is Over」George and Antony)は突飛なアレンジではないけど、きれいに聴かせてくれて、アルバムに色をそえています。
というわけで、全体的におとなしめではありますが、コンピにありがちなちぐはぐさもなく、いいアルバムだと思います。

c0004181_0451271.jpg最初にも触れましたが、10年前のHELP第一弾は、同じく当時のUK豪華メンバーによるものでした。
今でもたまに聴きたくなるお気に入りアルバムとなっています。(レディへとマニックスはここでも参加)
このアルバムでは、ノエル「FADE AWAY」がとてもお気に入りなんですが、ラストの「COME TOGETHER」がすごい組み合わせなんで貴重かと。
なんてったって、ノエル&ダブルポールですから!(ウェラー&マッカートニー
いや、そんな言い方、誰もしないね、きっと;

ジャケは今回も前回も元ストーン・ローゼスのジョン・スクワイア。いい仕事してますね〜。
ちなみに裏ジャケの絵は、マキシモのポールなんですって!ポールさん、引き出しが多くてらっしゃるのね〜♪
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by la-panda | 2005-10-31 01:44 | 音楽

「ディナーラッシュ」


「王様のレストラン」という三谷幸喜脚本のドラマにハマったことがあります。
かつては一流のだったのに、すっかり落ちぶれてしまったフレンチレストランを、伝説のギャルソンが立て直していくというシチュエーションコメディ。
経営者も従業員もダメダメな人間が大集合というキャラ設定がとても可笑しかったのですが、このドラマが好きな点はもう一つ、
レストランには支配人がいて、オーナーがいて、ギャルソンが、シェフが、ソムリエがと、、、と多くのプロフェッショナルがいて成り立つという仕組みをしっかり描いていた所でした。
そして毎度起こる厨房のドタバタと、それを何もしらずに美味しそうに食べる客達という図の対比が面白かったなあと、この映画をみてふと思い出しました。

この「ディナーラッシュ」という映画は、オープニングからしてマフィア映画風なのですが、その中身はNYの超人気イタリアンレストランで起こる一晩の出来事を描いた群像劇です。

c0004181_152843.jpgオーナー2人の息子シェフの関係から、店の内情もいろいろ見えてくるのですが、
それでも一晩に200人以上が訪れる店とあって、その客達をもてなすスタッフ達の仕事ぶりはお見事。
喧騒な厨房のキリキリしたコック達
その厨房と客席を行ったり来たりするウェイトレス
雑学&賭け事で客を楽しませるバーテンダー等、
それぞれのポジションの描き方にも色があり、活気ある店内が描かれていました。
(勤務態度が最悪なのも数名おりましたが、才能あれば良しなのね;笑)

c0004181_151284.jpgさらに同時進行で描かれる客席の様子や会話が面白い。
いたって普通の風景ではありますが、
口うるさい親父に、料理批評家、人間ウォッチングの好きなサラリーマン、そして刑事マフィア達、、、と登場する面々のキャラが立っています。

これら店側と客側の対比がテンポよく描かれていくのですが、正直終盤近くまで、一体どう収集がつくのかな?と少し不安に思いつつ観ていました(笑)。
しかしやがて徐々に関係性が見えてきて、全く予想できないラストへ向かいます。

そうか!そういうことだったのかあああ!
、、、っと、期待せずに観たから、ちょっとしたやられた感を味わえてニンマリ。
こりゃみっけもんの映画でしたね〜。さすが、オーナー役がマフィア映画常連のダニー・アイエロなわけだ。

あっ、でもまだ未見の方は、どうか期待せずにご覧くださいませ。期待しすぎると肩すかしかもしれないので(笑)。

このレストランは実在するらしく、監督はここの経営者でもあるそうです。
映像はさすがMTV出身の人というだけあって、とてもスタイリッシュだし、音楽もいい
ただ、残念ながら料理は美味しそうには見えなかったという;
これどうやって食べるの?ってな料理も出てきますし(笑)。
多分、レストランの店内の映像とメリハリをつけるためか、厨房が蛍光灯下のような青みがかった映像になっていたからかも知れません。
(よく食卓はブルー色にしない方がいいっていいますもんね。美味しく見えないから)

勝手な思い込みですが、イタリア料理はやっぱ赤色なのが美味しそう。
そしてお上品に食べるでなく、ガツガツと食べるものではないかと。
「グラン・ブルー」ジャン・レノみたいに、ガツガツとね。
ああ、スパゲッティ食べたくなってきた〜。

監督:ボブ・ジラルディ
キャスト:ダニー・アイエロ、エドアルド・バレリーニ、カーク・アセヴェド
製作年:2001年(米)
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by la-panda | 2005-10-28 01:49 | 映画

Kurt.さんが久しぶりにトラバンケート(アンケートTB)を復活させたということで、そのネタに乗らせていただきます。
今回のテーマは「この本の装丁が素敵!」
とりあえず自分の本棚で探してみたのですが、美しいというより、企画が面白いものということで、5年前に買った「ひな菊の人生」という本を選んでみました。

小説:吉本ばなな、イラスト:奈良美智
装丁:中島英樹というコラボレート作品です。
吉本ばななさんの小説にはあまり詳しくないのですが、奈良美智さんの絵が大好きで買った本でした。

黄色表紙が、吉本ばななさんの小説、そして赤表紙は奈良さんの挿絵集(小説の)となっていて、2冊は独立して青のカバーに収まった形になっています。
写真ではわかりづらいですが、この表紙布ばりなんです。ビロードっていうのかな?さわって気持ちいい感触。
さすが装丁もコラボの一つということで、とっても贅沢な本になっています。
というか、こうなるともうアート本ですね。お値段も2500円と高っ!(今じゃ買えないな;)
c0004181_10134148.jpg


内容は主人公のひな菊が見る、幼友達のダリアの夢を中心としたお話。
過去の辛い体験、それを受け止めながら日々を生きるひな菊は、決してポジティブではないんだけど、彼女の瑞々しい感性に、活きる力強さを感じる事ができます。
いくつかの死を描きながらも、読んでいてとても心地よいお話でした。
これ、余白をかなり使った文章の配置も面白く、余韻を残す文体のイメージとよく合っていたなあと思います。

今回改めて読み直したのですが、冷静に描写される母の死のシーンに、前回よりも強い強い母の愛を感じ、たまらなく熱いものがこみ上げてきましたね。

c0004181_10135419.jpg
そして奈良美智さんの、暖かくも悲しげなイラストが、なんとも愛おしくってかわいい。
確かに吉本ばななさんと奈良さんの世界ってどことなく似ている所ありますね〜。

奈良さんの絵をイメージして書いたというのがよくわかる小説なのですが、
正直この小説に奈良さんの挿絵は、インパクトありすぎだなあと思った所もあります(笑)。
そういう点では、本がわかれてるってのは正解だったかもしれません。
コラボ作品でいながら、それぞれ独立してイメージを膨らませることができるというのは面白いですね。

そうそう、小説に出てくる焼きそばがとっても美味しそうなんですよ〜。
鉄板屋で焼きそばが食いたいなあ。
ちなみにイラストでは美味しそうには描かれてないんですけどね(笑)。


☆★☆★☆★☆★トラバンケート(とらばアンケート)テンプレ☆★☆★☆★☆☆★☆

     「この本の装丁が素敵!」を記事にしてトラバしてください。
                締切日は11月21日。
         また締め切り後にTBしていただいても構いません。
          皆様の参加を心よりお待ちしております。

          企画元/2+2=5 (http://diesuk.exblog.jp)
     ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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by la-panda | 2005-10-23 06:01 |

PAUL WELLER 「As Is Now」


年代によりサウンドスタイルを変えてきたポール・ウェラーですが、私のポール・ウェラーのと出会いは80'sのスタイル・カウンシル「Our Favoritte Shop」でした。
今聴いてもスタイリッシュな音を保っている名盤ですよね〜。
ザ・ジャムの音に触れたのはスタカン解散後。
ちょうどギターロック&ポップを中心に聴くようになった90'sだったので、それもまた凄く刺激的でした。

再びギターを手にしたその後のソロアルバムは、当然使命感のように(笑)買い続けまして、「スタンリー・ロード」「ヘビー・ソウル」あたりはかなり聴き込んだものです。
どの時代のサウンドも魅力的ですが、ソロ以降はこのまま「渋めロック」に収まっていくのかなあと感じてもいました。

毎度前置きが長くてすみません;
フランツに踊らされて、すっかり出遅れましたが、ポール・ウェラー3年ぶり8枚目になるオリジナルアルバムを聴きました。
第一印象、なんて若い!(笑)。
大御所感を吹っ切ったような瑞々しさ、キャッチーな曲というのは無いけど、
歌声もリズムもとてもソウルフルになってて、なんだか聴いててすごく清々しい。
そしてかき鳴らすようなギターがかっちょええ!
1.BLINK AND YOU'LL MISS ITの切れの良さに、いきなりガツンとやられちゃいました。
3.Come On/Let's Go、 8.From The Floor Boars Upも同様、2週間で制作されたというだけある、ライブ感たっぷりな音を聴かせてくれます。
十分しわも増え(笑)、声も渋くなってきてるというのに、シャウトする歌い方はますます若々しくなられてるようで。47歳ですか!いや〜恐れ入りやした。

そしてそして嬉しい事に、スタカン時代を彷彿させる、小刻みなジャジーテイストもいっぱい含まれてるんです。
ホーンやピアノが小粋に奏でる4.Here's The Good News
イントロからしてもろスタカン風の13.Bring Back The Funk-pts 1&2(アレンジがかっこいい)、ストリングスが美しい14.The Pebble And The Boy
スタカンファンにはツボをつかれてしまいますね。
あと曲としては10〜11曲目の繋がりが、静かに感動的です。
痛烈なメッセージを込めた10.Savages〜大空を突き抜けるかのように愛を歌う11.Fly Liitle Bird。一つのクライマックスのよう。

今のUKシーンに刺激を受けた音作りや、あえて今まで触れようとしなかった過去の音を自然に鳴らしている点、
一曲一曲が違うスタイルでいながら、ずべてポール・ウェラーらしいアルバムで、
やっぱり好きだなあこの人の音、と実感いたしました〜。


c0004181_165022.jpgこのアルバムを気に入ってか、ポール・ウェラー特集をしている、MUSIC MAGAZINEを珍しく購入。
過去リリースした全アルバムの解説が載ってたのでついつい、ね。
インタビューにて、昨年出したカバーアルバム「スタジオ 150」が新しい発想のきっかけになったような事が書いてあって。
カバーアルバムの部類はよっぽど気に入らないと買わないのですが、う〜ん気になってきたなあ。

あと過去のシングルのジャケも並べてあって、ジャケのアートセンスも堪能。
それぞれ時代の色を感じますね。どれもいいけど、やっぱスタカン時代のセンスは素敵。
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by la-panda | 2005-10-17 16:30 | 音楽

「交渉人」


ケビン・スペイシー&サミュエル・L・ジャクソンという、個性派の2人が繰り広げるサスペンスアクションものということで、以前から気になっていた一本。
赤ジャケ続きのエントリーをきっかけにやっと観る事ができました。(くだらないきっかけ;)

シカゴ警察でもトップの人質交渉人であるダニー(サミュエル・L・ジャクソン)は、汚職事件に巻き込まれ、相棒殺しの罪を着せられてしまう。
汚名をはらすため、人質をとりビルにたてこもったダニーは、その交渉役に別地区の交渉人であるクリス(ケビン・スペイシー)を指名。
限られた時間と空間の中、真犯人を突き止めようとするのだか、、、。

なんといっても、交渉人が交渉される人になるという設定が面白かったです。
サミュエル・L・ジャクソン演じるダニーは、もうやってることはむちゃくちゃなんだけど、交渉人としての自分の立場を利用した大ばくちをやってのけたってのが凄い。
時々やけになっての行動か?と思わせる怖さを感じさせつつ、
常に相手の上を行く彼の会話のテクニックに感心させられました。
ダニーが交渉慣れしていない同僚を言い負かすところとか、笑えたなあ。

そしてもう一人のいかにも冷静な交渉人といった感じのケビン・スペイシーが渋かった〜。
登場の仕方がニクいです。あとダニーとの会話初めに映画の話をするなど、
彼の話術にもすっかり引き込まれていきました。

初めはサミュエル・L・ジャクソンが交渉人を演じるというのが、タイプ的にしっくりこなかったのですが、映画ではなるほど結構肉体派なところを見せてくれます。
一つのビル内でおこるドッカ〜ン!ドッカ〜ン!の展開(笑)、「ダイハード」「レオン」を多い起こさせるシュチュエーションもあって、
まさにハリウッドアクション映画〜!といった感じでしたから。
(まあハリウッド大作物としては多少控えめか。私はこれくらいで十分だけど/笑)
そういう面もあるせいか、2人の頭脳戦というには物足りない感も多少ありなんですが、彼等のプロの仕事ぶりは十分楽しめました。


<ここネタばれ感想です>
今回自分にしては珍しく犯人では?と思った人が的中したんです。
正直イマイチの大物感で(笑)、もう少し犯人の主張の場も持たせて欲しかった気もしましたが、この映画の主役はあくまで交渉人の2人なんで、あまり犯人に迫力をもたせてはいけないのかもしれませんね。
前半はダニーの方が優勢っぽかったけど、やっぱラストの美味しいところはケビン・スペイシーが持っていっちゃうんですねえ。
しかし、「ユージュアルサスペクツ」で、カイザー・ソゼを演じた彼だけに、絶対何かあると余計な想像しちゃって、、、(笑)。

[余談]
映画「シェーン」の話
劇中に登場する映画話で、「シェーンは最後に死んだのかどうか?」とありましたが、実際はどうなんでしょう?
私はこれ、ラストシーン撮影時フィルムが足りなくなって、倒れるシーンが撮影できなかった(入らなかった)とかいう話を聞いた事あります。ハッタリかな(笑)
どなかたご存知でしょうか?まあそこは見る側の解釈におまかせということなんでしょうかね。
ちなみに私は死んだと解釈しましたが。
でもクリスが言ってたように、やっぱり主人公は最後にしなない話の方が好きですけどね〜。


監督  :F・ゲイリー・グレイ
キャスト:サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー、
     デヴィット・モース、ロン・リフキン
製作年 :1998年(米)


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by la-panda | 2005-10-14 00:39 | 映画

「勝手にしやがれ」


もう少し“赤+モノクロジャケ”続きでいってみようと、自分のビデオライブラリー見てたら、ありましたありました!
ジャン・リュック・ゴダールの長編第一作「勝手にしやがれ」です。
もう何年も部屋にこのポスター飾ってるくらい、どこを撮っても絵になる役者と映像センスに惚れた映画だったのですが、
今回久々に観て感じたのは台詞の奥深さ、リズム感
そして今から46年も前の映画だというのに、今観ても色あせない感触はかわらず。
なんでしょうか?このかっこよさは!
(毎度この表現ばっかですみません;)

自動車泥棒のミッシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)は、白バイに追跡される途中、警官を殺してしまう。
パリへ逃げた彼は、アメリカの留学生だった恋人パトリシア(ジーン・セバーグ)のもとへいくのだが、、、。

「つまり おれは阿呆だ 結局はそうさ 阿呆でなきゃいかん」
「海が嫌いなら 山が嫌いなら 都会が嫌いなら 勝手にしやがれ!」
「ブレーキは使うな 車は止める為ではなく 走らせる為にある」

こんな言葉を吐き捨てながら、ミッシェルが盗んだ車を転がすシーンから映画は始まります。全くやくざな意味の無い言葉なのに、何故か詩的に聞こえてくる不思議(笑)。


この男、このとうり言ってる事、やってる事は単純でハチャメチャ。
ゴダール映画は難解なの多いけど、これはほんとただのチンピラ恋愛映画といった感じです。(いや、あまり深読みしてませんので/笑)。
でもそのラフなスタイルにピッタリな、ジャン・ポール・ベルモンドの、ダメ男ぶりが素敵なんです。
彼の二枚目スターには無い、奥底からにじみ出る色気が、もうかっこいいっ!
そしてもう一人の主役、パトリシアのなんとクールでキュートな事!
彼女もまた絵になりすぎの美貌で、この2人が並んで歩くだけで、もう惚れちゃいます。

「いまいましい、いつも自分にあわん女に惚れる」
「変な女なんだ だけど好きなんだ」(by ミッシェル)

「傷心と虚無では、私は傷心を選ぶ。どっちを選ぶ?」(by パトリシア)

2人の会話のシーン、常に理由づけを求める女と、感覚だけで行動する男の会話はとことん噛み合いません。
でも、それらがまたまた詩的に聞こえてくるから不思議。

「何故悲しいの?」
「悲しいからさ」
「馬鹿な答え。私の話し方が丁寧すぎる?」
「違う君なしではいられない」
「いられるわ」
「だが、いたくはない」

前回書いた「コーヒー&シガレッツ」は会話のぎこちなさや間を楽しむ物だったけど、
同じ噛み合なさでも、この映画にはにぎこちなさはなくて、むしろ吸引しあう男女の、息ピッタリなリズム感を感じました。

リズムと言えば、この映画、映像が編集でよくブチブチと切られているんですが、それも独特のリズム感を持たせているようで。長回しのシーンも退屈せずに観れました。
でも計算ではないんじゃないかな。あくまで自由に撮ったかのようなラフな創りが、この映画の魅力だと思うから。

全く感覚的に好きという映画の部類なので、どうもうまく説明ができないのですが、
最後に印象的な台詞をもういっちょ並べて終わりにさせていただきます〜。

「君は本当に最低だ」
「最低って何の事?」

ちなみに私、他のゴダール作品はあまり詳しくありませんですっ;
やっぱりちょっと難解で(笑)。あっ「気狂いピエロ」は好きですけどね。
大人になった今なら、また新しい見方ができるかな〜。

監督:ジャン・リュック・ゴダール
原作:フランソワ・トリュフォー
出演:ジャン・ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ
製作年:1959年(仏)
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by la-panda | 2005-10-07 01:44 | 映画