只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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『ホーリーモーターズ』(劇場鑑賞)
c0004181_0271436.jpgレオス・カラックスの13年ぶりの新作は映画を描いた映画。
そして怪作(笑)
リムジンで移動しながら、アポをこなすかのように、
次々と様々な役を断片的に演じ続ける、
男の一日を描く。
そのシーンは作りもののようでもあり、
現実のようでもありなんともSFチック。

老婆、父親、臨終前の老人など色々だけど、
花、金、ゆびまで食べちゃう怪人は強烈やし、
CGのためのモーションキャプチャーはやけに人間臭いし、
暗殺者の場面でそっくりな二人が倒れるシーンはただただシュール。
最高にかっこいいPV風のインターミッションもありましたな。

何と言っても、ドニ・ラヴァンの変貌ぶりにびっくり!
シーンそれぞれに引き込まれ、その都度感情を揺さぶられるので、
見終わったら一度に沢山の映画を見た気分に。
だけど、それは劇中にもあった台詞、
行為の美しさに魅了されただけなのか。
合間のリムジンでの着替えやメイクアップのシーンで、
どこか役を引きずる役者の悲哀を感じたのが、
実は一番印象的だったともいえる。
冒頭のシーンを考えると、これは監督の複雑な心の中ってことかな。
そういや冒頭の顔の見えない観客の画こわかったなあ。



『LAギャングストーリー』(劇場鑑賞)
c0004181_0274378.jpgゾンビランドのルーベン・フライシャー監督が、
50年代LAを舞台にしたギャングvs警察の闘争を、
POPでカラフルに描いたノワール作品。
実話ベースなのに、リアルさ渋さでなく、
あえて善悪クッキリ作り物っぽく描いた世界観は逆に新鮮。
緊張感というより、むしろコメディ?と思うようなユルさもあり、
メンバーが集められるシーンのワクワク感とか楽しめた。
でもノワールの醍醐味である男の悲哀度がイマイチな分、
個人的萌え度は低かったかなあ。
ライアン・ゴズリングの色気は最高だけどね♪♪♪



『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日間』(レンタル鑑賞)
c0004181_028594.jpgトラとのサバイバル劇と思いきや、こんな深いお話だったとはっ!
どちらが真実か?というより、
完全にシンクロしている二つのストーリーを知り、
ラストは唖然としてしまった。
だけどファンタジックな映像美にとことんこだわった理由に納得。
美しくあればあるほど、
パイにとって残酷すぎた現実があとから効いてくる。
これはさすがに劇場で見れなくて後悔した。

信仰心だとか、教訓だとか、人それぞれの捉え方があるだろうけど、
純粋に自然の神秘、生命の力強さ、
そして過酷な状況でも希望を持たせる、
人間のイマジネーション力の凄さを感じた。

トラのラストシーンの意味を知りたくて、
久々に色んな人のレビューを読みあさってみてそれも面白かったな。
とにかく余韻を残す素晴らしい作品!
ちなみにこれでアン・リー監督はアカデミー監督賞受賞だそうだ。



『奪命金』(劇場鑑賞)
c0004181_0282780.jpgなかなか劇場公開のない待望のジョニー・トー作品は金融サスペンスもの。
そしてそれに翻弄される人々の群像劇。
入り混じる3つのお話はサスペンス風でもあり、
普通の日常風景でもあり、
コメディ展開でもあり、
あとラウ・チンワンが今回義理堅く憎めないかわいい役どころで登場し、
魅力満点だけど、そのキャラも含めてトータルで変な映画になってます(←褒めてます/笑)。
しかし銃撃戦がなくとも緊張感ある演出はさすが。
一般の人がリスクの高い投資に足を踏み入れるシーンでの、
繰り返しのやり取りの怖さ等、ドキドキもんだった。

この悲しげで美しいピアノ曲がすごくあってたな。

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by la-panda | 2013-06-17 00:43 | 映画
遅れてのやっとの富山上映、『ジャンゴ 繋がれざる者』観てきました!
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タランティーノ作品はやっぱり面白い!
映画オタクというだけでは、こんな映画は作れないでしょう。

ちょうど本編前に、スピルバーグのリンカーンの予告が流れてたんだけど、
このジャンゴはちょうど南北戦争2年前のアメリカ南部が舞台。
主人公は自由人となった黒人ガンマンという、
西部劇では見たことないヒーロー像なのだ。
タランティーノが愛してやまない、マカロニウェスタンへのオマージュたっぷりに、
タブーとされていた奴隷制度の世界を真っ向から描き、
それをラブストーリーまで含んだ痛快復讐劇にしてしまうところが凄い!

黒人奴隷制度における虐待シーンの強烈さたるは
マフィア映画で描くバイオレンスシーンの比ではなく、
映像というより、心理的に観ててかなり辛かった。
(ちなみにもろにヤバい映像は見せてない、しんどいけど)、
でも人種差別の根底みたいなものを見せつけられるほどに、
ジャンゴの復讐シーンの圧倒的な痛快さが、効いてくる。
そしてここまでしても、映画はエンタメであることをつらぬいてるのだよなあ。

サミュエル・L・ジャクソンが演じた、黒人執事の描き方は印象深かったな。
ディカプリオ演じた悪役の怖さが、持っていかれちゃった感じもするほど。
白人対黒人という図だけにおわらせない所がなんだか考えさせられたり。
ま、単純に子憎たらしかったけどねw
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ジャンゴを賞金稼ぎに育て上げたDr.シュルツは、
物語にユーモアを与えてくれる大好きなキャラ。
いつも冷静で賢い彼が、
最後の、ええ⁈あと少しの所なのに〜な、
あり得ない選択するところ。もう台無しなんだけど、
彼の思いを感じると、あたしゃ〜あのシーンにぐっときたのだよな〜w

クリストフ・ヴァルツは、『イングロリアス・バスターズ』に続き、
これでもアカデミー助演男優賞ですね。おめでとう。

音楽センスは相変わらず神!
会話劇での緊張感とユルさのさじ加減も絶妙!

うん、というわけで、なんだか絶賛してる感じですが、
間違いなく不快感を味わう方もいると思うので、
オススメはしないかなw

ジャンゴ 繋がれざる者 - 映画.com
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by la-panda | 2013-04-13 03:12 | 映画
結局劇場に観に行けなかったアキ・カウリスマキ監督の
『ル・アーヴルの靴みがき』をやっと鑑賞♪
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オープニング映像で一瞬にして心もっていかれてしまいましたよ。
やっぱりこの人の映像、構図、色使い、もう好きすぎる!

ノルマンディー舞台とはいえ、いつものフィンランド舞台のようなブルー基調な映像はかわらず。
移民問題をテーマにしていていつもより重いテーマではあれ、
相変わらず美男美女とはほど遠いw登場人物達のポーカーフェイスでのんびりとした展開w
過剰演技も演出も無く、言葉少なめに、ひたすらそこに居る人の佇まいで語り続けます。
スリル感、ドキドキ感とはほど遠い演出とストーリー。
だけどなんで毎度こんなに惹き付けられるんだろう。
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とにかく登場人物に何をせずともユーモアがあって皆が愛おしい。
感情の押しつけが無い分、見た後自分なりの余韻に浸れるのが良いのかもしれない。
また日常を切りとってるのに、非日常に感じる風景にワクワクするのかもしれない。

うまくいえないけど、この刑事さんの横にパイナップルという、
このチョイスと不思議な光景がたまらないのですw
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今回ある意味サプライズなラストでしたが、
いろんな捉え方があるのが面白いなあと。
ハッピーでもアンハッピーでも、御都合主義とかいう言葉はこの映画に全く似合わないと思う。

桜、、、今回はレンタルだったけど、いい時期にこの映画観られたかも♪

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by la-panda | 2013-04-05 23:35 | 映画
TSUTAYA限定レンタルのジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作
『プレミアム・ラッシュ』早速借りてきました♪
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プレミアムラッシュとは超特急便のこと。
ニューヨークでメッセンジャーをしてるワイリー(ジョセフ)が、
ある一通の封筒の配達を依頼されたことから始まる巻き込まれ形サスペンス。

ジョセフが乗りこなす自転車はピストバイクというブレーキもギアもない自転車!
これ日本では公道NGなんだけど、自転車ブームで結構乗ってる人もいて問題になってるみたい。
劇場スルーがそれに関係してるとは思えないけど、
たしかにこんなにスリリングにカッコ良く乗りこなしてる映像見せられると、
影響受ける人もいるかもね。

それくらい、立派なカーアクションならぬ、バイクアクション映画で面白かった!
メッセンジャーの仕事に刺激を求めるちょっとイカれた人物設定だけに、
ニューヨークの街中を物凄いスピードで駆け抜けて行くスピード感がすごい!
そして逆走したり車とやりあったりと、事故スレスレのヒヤヒヤシーンの連続。
まあ車や通行人からしたら、超迷惑野郎ですが(笑)

それなりにサスペンスではあるんだけど、
ストーリー自体は笑いもありの軽いノリのB級テイスト。
時間軸をずらす手法やらスマホ画面なんかを使ったシュタイリッシュ映像もあって、
ノンストップで一気に駆け抜けた90分でした。
なんといってもジョセフがかっこいいんだから。
それだけでお腹いっぱいですw
この人どんな役でもこなすねえ(惚)

実際にジョセフは撮影中タクシーと衝突して30針縫う大怪我をしたみたい。
ラストにもその映像が出てくるんだけど、当時
自分で笑顔でTwitterにアップしてますw

オープニングでかかってたTHE WHOの『ババ・オライリー』といえば、
もうすっかりCSI NYのテーマソングのイメージだけど、
スタイリッシュニューヨークが舞台なだけに、
これは狙ってると思ったのは私だけ?(笑)


映画感想たまにTwitterでつぶやいてますが、
140字でもやっぱこっちに書いていったほうがいいよなあ。
といつも思うだけでおわるw
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by la-panda | 2013-04-01 02:41 | 映画

『ドライヴ』

このチラシを手に取った瞬間、その雰囲気に惚れ、
絶対観に行くと決めた一本でしたが、その勘は大当たり!
現時点で今年度ベストに入る事には間違いなさそう。
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昼間は自動車整備工、時々カースタントマン、夜は強盗の逃がし屋という、
名も無き孤独男の純愛を描いたクライムサスペンス。

というわりに、超絶バイオレンスがてんこ盛りなフィルムノワールでもあったわけですが;
うん、やっぱりこれは愛する人を守るべく戦った男のラブストーリーなんだろうな。

「その5分間に何が起きようと必ず待ってる。
だが5分過ぎたら面倒は見ない。銃は持たない。運転だけだ」


この見事な仕事っぷりを見せる冒頭の逃走シーンからしてもうしびれまくり!

幻想的なライティングで見せる美しい夜の街並を
息を潜めながら時には忍者のように身を隠し、時にはダッシュしたりと、
まるで生き物のように逃げ走る車。
無線と交差するラジオの音、近づくサイレン音、
じわじわ緊張感をあげてくるBGM。
からの〜突然のトップギアのエンジン音!!!

何これ、かっちょええええ〜!(すでにノックアウト/笑)

ストーリーは単純なんだけど、
余計な事は説明せず、台詞少なめで映像でわからせる監督のこだわり描写がスマート。
映像の陰影、静寂を守った音楽の印象的な入れ方、緩急つけたカメラワークで見せる
静と動のコントラストがとにかく印象的。
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それはロマンスとバイオレンスとのコントラストでもあり、
それを1テイクで描き切った
エレベーターシーンは忘れられない名シーンであります。

しかし突然起こるバイオレンスシーンはほんと心臓に悪いわ〜。
まあ目を覆いたくなるといっても突然過ぎてそんな時間もありませんけど(笑)
韓国映画的にねちねちとは描かないので、意外にさらっと終わってくれるのが救い。
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ライアン・コズリングの表情からにじみ出る悲哀っぷりも素敵。
過去に抱えてきたものの大きさを想像してしまうので、
彼の突飛な行動にも妙に納得してしまいます。
この人『ラースとその彼女』の主人公たったんですねえ。
同一人物と知ってビックリだったけど、
孤独男の哀愁を演じさせたら天下一品という所は確かに共通してるなと。
(この映画、めちゃくちゃ泣いた覚えが:→)

そんなドライバーに愛された人妻ヒロインを演じた
キャリー・マリガンの目の表情がもう、かわいいっかわいいっ!
これは惚れますよ、守ってあげたくなりますよ。
不幸な人妻だからこそ余計に。なんだよね?(笑)

c0004181_16112220.jpg悪〜い人達の面構えがまたよかったですねえ。
特にロン・バールマン!この人、この顔だけですべて持ってっちゃうね(笑)

というわけで私はべた褒めしてますが、好みは別れてるみたい。
内容薄いしバイオレンスもあんなに描く必要があったのかと言われれば確かにそうだし。
でも雰囲気だけの映画に終わらないパワーがそこから発せられてたような気もする。

カンヌで監督賞も受賞したニコラス・ウィンディング・レフン監督(名前覚えにくっ)
なんにせ今後も楽しみな監督さんです!

映画帰りの夜道、すっかり酔いしれた私はパンダ号をついついかっ飛ばしていました。
まあ、格好付けたって、そんな色気のある車じゃあないですが。
たとえ60キロでも100キロオーバーな感覚で走れる「ワイルドだろ〜」な車なんですよ(笑)
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by la-panda | 2012-05-13 16:37 | 映画
ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウ
主演の二人に華がある、色気があるって素晴らしい!
このコンビ完璧じゃないか。
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こんな武闘派はホームズではないとか、ゲイ疑惑にふれたらどうの〜とか
物議を醸した一作目から、
それがどうした?と言わんばかりに、好きな人だけついて来いや〜的な、
この2作目の潔さがあっぱれ!
ホームズの奇人変人ぶりは更にパワーアップしてるけど、
これはロバート・ダウニーJr.独特のユーモアあってこそのセンス。
だからこそワトソンへのラブラブ目線?が全くいやらしくなく、
と〜っても愛おしく感じるのだ。
ツンデレワトソン君のジュードロウもカッコいいしカワイイし、
もうたまりませんっっ!

ヴィクトリア朝時代の独特の暗さを背景に、
ガイ・リッチーお得意のスロー&クイック映像が炸裂したかっこよさは、
派手なハリウッドアクション映画とは異なる世界観。
さらに一作目よりテンポも良く、まさに小粋なエンターテイメントムービーな仕上がり。
まあ正直アクション続きではあるので、
もう少しこちらにも考えさせる謎解き部分を〜とは思ったのだけど、
このあたりはまた続編に期待したいと思います。
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今さらTVブロスでお勉強したのですが、
この手の映画はブラザーロマンスこと、ブロマンスムービーというらしい。
男の友情を描いてるんだけど、それ以上の関係でもあり、
でもけっしてBLでもないといった所か。

まあシャーロックホームズは、かなり狙ってるというか、あざと過ぎる気もしますが、
これはそれでいいのです、っつか、もう大好きっ!

c0004181_17171567.jpgで、このブロスで紹介されていた特選ブロマンスものとして、
『明日に向かって撃て』が!!!
私が小学生で初めて映画俳優でファンになった
ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンコンビですよ〜!

ふむ、私好みの映画がブロマンスにストライクなわけだ(笑)
まあ最近の流行の言い回しというだけで、
男の友情物とか、バディ映画を当てはめちゃえば、どれもハマるわけでですが。。。

特に最近書いた、X-MEN FGとか、宇宙人ポールとかもそうだし、
なんといってもジョニー・トー作品は、
ブロマンスオンパレードといっても過言ではないわけで、、、
昨年のドラマ『南極大陸』なんて、史実と関係なしのまさかのブロマンスネタ?で、
それを堺雅人がツンデレ役でやったというニヤリな展開にハマったわけで。。。(笑)


c0004181_17184679.jpgというわけで、私もここでブロマンス作品なるものをご紹介。
『ノッキン・オン・ヘブンス・ドア』なんていかがでしょう?
これ男女でリメイクされてたけど、男同士だから画になったと思うのよね〜。
ラストシーンの画は何度見ても最高なのだ♪


最後にツイッターでも発しましたが、
あらためまして、私的3大ブロマンスムービーコンビを

ロバート・ダウニーJr. × ジュード・ロウ
ポール・ニューマン × ロバート・レッドフォード
サイモン・ペッグ × ニック・フロスト

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の3組と認定させていただきたいと思います!
ご清聴ありがとうございました〜(←怒り新党風に/笑)


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by la-panda | 2012-03-25 17:42 | 映画
我らがハゲカッコいい男!ジェイソン・ステイサムの最近の2作品をレンタルにて鑑賞♪
ステイサム主演というだけで、1ジャンルを築いてるほどの出来上がったキャラクター。
どれもが似通ってる感もあるけど、やっぱり観ずにはいられないっ!
というわけで今回は
左が刑事さん役で 右が暗殺者 ん?ポスター観ただけじゃわかんねえな(笑)
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どちらも綿密なストーリー構成でもなければ、
派手な格闘シーンもあまりないので、
世間的評価はイマイチみたいだけど、
そのアクション描写にリアルにこだわったつくりが渋い!
まさにという字が似合うハードボイルド作品!
私は大好き!

『BLITZ』

なんといってもロンドン舞台ですよ!お兄さん!
ロンドンの下町を疾走するシーン、
ロンドン市警の制服で萌えてしまう私(笑)
やっぱりステイサムはイギリス人だからコーヒーじゃなくて紅茶が似合うのよね〜。
(ま、シーンとしてはスコッチをかっ食らう所が多いんだけど
←現場からもいただいちゃう悪い奴/笑)
ダーティーハリーのように正義感は強いが犯人には容赦ない暴力刑事ブラント。
スティックやバーを使って叩きのめしたり、何もなくても迫力のグーパンチという、
シンプルながらなかなかリアルなバイオレンス描写
(イギリス映画だけあって結構残虐;)
派手にカンフーやらワイヤーアクション使って
忙しなくカメラアングル切り替えたりはしません。そこがいい!

犯人は序盤から顔を明かすのでサスペンス要素は少ないけど、
犯人役の狂いっぷりがすごいので最後まで緊張感はあるのだ。

c0004181_0511412.jpgそしてバディ映画好きとしては、この相棒のキャラもお気に入りの一つ。
知的で冷静で優秀なナッシュ警部はまるでペットショップボーイズを彷彿させるスーツ姿(笑)
そう、この人ゲイなんですな。
でも法をくぐり抜ける卑怯なヤツには、、、という、
刑事魂が、実はブラントと同じという所がニクイ。
でもナッシュ警部の活躍シーンってのは実際は少ないので、
是非続編を作っていただき、このコンビの活躍ぶりをまた観たい!
というわけで、続編希望です!
でも地味な映画だし、評価イマイチだからなあ、無理かなあ。。。

エンドクレジットがkasabianでこれまたニヤリ!
イギリス映画は音楽が好みだから、私的にはそれだけで高評価なのであります。


『メカニック』

こちらはチャールズ・ブロンソン主演72年の作品のリメイク。
証拠を残さず、事故死に見せかけ消す等、彼はメカニックと呼ばれる完璧な殺し屋。
その頭や格好は殺し屋としては結構目立ちますけど?という突っ込みはおいといて(笑)
こういう完璧で寡黙で孤独という男、ほんとはまり役ですね。
この綿密な計画で遂行される仕事ぶりを、
スマートでスピーティに魅せる画に惚れます。
拳銃の持ち方とか、防衛の仕草とかリアルにこだわってるところがかっこいいじゃないの!

c0004181_1203969.jpgとあるいきさつでスティーブという弟子を迎えてからは、
状況も変わり、手際も悪くなる故の、別の緊張感と派手さが産まれるのだけど、
徐々に頭角を表していくスティーブを演じたベン・フォスター、なかなかうまいです。
この弟子と師匠の少ない会話のやりとりがまた渋い!
殺し屋のことに限らずいろいろ勉強になる名言も(笑)
なんといってもこの弟子に隠していたあるヒミツが、
いつバレるのかの緊張感が最後まで引っ張られるので、
ラストも見ごたえあり。
ジョニー・トーとはまた違うけど、まさに非情の掟とはこのことですな。
「周到な準備が、勝利を導く」
う〜ん名言です。いただきました!

オリジナルはなんとなく子供の頃お父さんとみたかな〜という気もするが、
記憶が曖昧なので、また観てみよう。

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by la-panda | 2012-03-11 01:23 | 映画
続いてDVD鑑賞分いきます!

ソウルキッチン
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久々に音楽センス抜群な映画みたあ!って感じ。エンドロールのセンスも抜群!
といっても決してスタイリッシュな映画ではなく、
やる事なす事のほとんどが空回りしまくりの展開に、
あきれるほどダメダメでむさい登場人物達(笑)のお笑い人情劇というべきか。
このダメさ加減が愛おしくって、
特に主人公ジノスの一生懸命さは、ほんとに応援したくなるのだ。
そしてなにより馴染みの店にしたくなる倉庫のようなソウルキッチンという舞台が魅力!
大衆料理店とはいえ、もう少し美味しそうに描かれても良いんじゃない?と思う所はあるけど(笑)店が再生していく様というのはやっぱり気持ちがいいね!
あっ、ちなみにソウルという題名から間違われそうだけど、これドイツ映画です(笑)


アジョシ
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韓国版レオンと言われてるけど、似てるのは設定だけかな。
殺し屋じゃなくて、もう殺人マシーンでしょ(笑)
でもそのアクションシーンのキレの良さは圧倒的だった。
個人的にはアジョシはもっと枯れた感じの人がよかったなあとは思うけど、
ウォン・ビンはアイドル顔の優男みたいなのに、やりますなあ。
なにより適役や追う刑事役のキャラが濃いのが魅力!
粋な台詞と小道具の多さもこの映画も魅力。韓国映画パワーあるね!


わたしを離さないで
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運命を当たり前のように受け入れるしかないクローン達の青春ストーリー。
この設定のやるせなさ自体は腹立たしく歯がゆいものだけど、
終了するまでの、儚くも美しい生というものが淡々と描かれていたと思う。
近未来であり、ノスタルジックでもある映像と設定のギャップが、
切なさと悲しさをよりいっそう強くしてるのが、たまらない。
しかし子役から大人へ交代が、一瞬わからないくらい自然だったのには驚いた。


SOMEWHERE
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すみません、真夜中鑑賞というのもあり、二回も睡魔に襲われまして;
や、それだけ美しい映像が心地よかったということで;(笑)
意図的に音楽も少なかったのだけど、その分フェラーリのエンジン音とストロークスが効いてる!
淡々と生活を描きつつも、主人公の心境の変化の描き方はさすがというか、秀逸。
ええ、決してつまらなかったわけではないのです、ほほほ(笑)
なによりエル・ファニングの可愛さに90点!(笑)


スーパー
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ゆるいコメディヒーローものと思って観たら、痛い目にあう映画。
キックアスと同じような設定でありながら、カタルシスはまったくなく、
ただただ人間の狂気を実感する。
コマとコマの間に起きている事という表現が粋で、
その部分に注目すると、すごく深い映画だなあと思う。
まああまりオススメはできないかな;
それにしてもエレン・ペイジがすごい!
こんな役もこなしちゃう彼女が増々好きになった。


127時間
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結末も見えてるワンシチュエーションものだけど、
映像と音楽で最後まで飽きさせずに魅せるダニーボイル監督さすが。
冒頭の映像とかも、全て繋がってるという無駄の無さ。
あのシーンだけは、正直ホラー見るよりキツかったけど、
生の喜びに、ラストはわけわからず涙が溢れるのだ。
しかし、本当に実話なのですね。
挟まれ中、カメラに録画している本人の映像がようつべにありました。
リアル〜;

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by la-panda | 2012-02-19 19:05 | 映画

宇宙人ポール

楽しみにしていた『宇宙人ポール』c0004181_17184483.jpgやっとやっとの富山公開初日に観てきました!
やっぱりというか、男性一人客が多かったなあ。
宇宙人割引対象の映画館ではなくて残念だったけど、これちょっとやってみたかった→
(PG12につき子供を連れて行くわけにいかんし)だれかやった人いないですか〜?
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サイモン・ペッグとニック・フロストコンビの脚本&出演ものといえば
ロメロのゾンビ映画への愛を詰めこんだ
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(レコード投げるシーン最高)
大好きなポリス映画作って、やりたい事みんなやっちゃいました〜な
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(銃撃戦最高)
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いずれも映画オタクぶりを発揮しただけでなく、
ただのパロディ映画を越えて、感動も与えてくれた傑作であります。
今回監督がエドガー・ライトではないものの
この二人のSFロードムービーとあれば間違い無しと確信。
そしてその期待は裏切られる事無く、最高に笑わせてもらいました♪

イギリスの売れないSF作家クライヴとイラストレーターグレアムは
世界中のSFマニアが集うコミコンに参加するためアメリカへ。
翌日UFOスポット巡りの旅に出た二人は、本物の宇宙人に遭遇してしまう。。。


数々のSF映画へのオマージュももちろん笑えるんだけど、
舞台がアメリカということで、アメリカンジョークをイギリス視点で観てるシニカルさというか、
イギリス人が体験するアメリカ人、または文化や宗教観をコメディネタにしているところが興味深いというか妙に可笑しかった。
でも思った以上にちゃんとロードムービー&逃走劇してましたね。

なんといっても宇宙人ポールのキャラが最高だ!
何年もアメリカに住んでいたからか、
すっかりアメリカナイズされていて、
顔こそいかにもの宇宙人なのに、全くもって話す事は宇宙人らしくない、ただのおっさん(笑)
優れた能力とその中身のギャップが可笑し過ぎる!
声もあの骨格からは想像できないナイスガイな声だし(セス・ローゲン/笑)
しかし下品で口も悪くて図々しい奴でも、友情に厚い、、、って所がニクイんだよなあ。
こんな宇宙人なら、いくらなんでも政府は解体しようなんて考えないと思うんだけど(笑)

c0004181_1650876.jpg主演二人のキャラとその役割が今までと徹底して変わらない所もファンには嬉しい。
サイモン・ペッグに対してやきもきするニック・フロストは可愛すぎるし、
サイモン・ペッグは私の理想のイギリス人顔だから(ジョン・シム系ね/笑)
もう無条件に大好きだし。
ちょっと太っておじさんっぽくなったけど、相変わらず笑顔はチャーミングですわ〜。

予定調和なラストって意見もあるようだけど、それを言ったら何も楽しめない。
だってあれこそ深いスターウォーズ愛じゃないかあああ。
あと未知との遭遇的なラスト展開にはちょっとウルウル。
感動度でいえば『SUPER8』より断然上です。
でも『ギャラクシー・クエスト』にはかないませんが(笑)

スピルバーグやルーカスものはもちろん、イージーライダー、M.I.B 、Xファイル、エイリアンにプレデター等々もりだくさんのパロディネタ。
でもわからないネタもいっぱいあったみたい。悔しいけど。
個人的には『スター・トレック』のクリンゴン語会話が爆笑でした。

余談ですが、
パンフによると、『ショーン・オブ・ザ・デッド』を雨だらけのイギリスで撮影していた、
サイモン・ペッグが、「今度は毎日晴れているところで撮影したいね」というジョークから、
砂漠とエイリアンが浮かんできたらしい。
まっ、結局はそこでも雨が降ったらしいんだけど(笑)

おまけで映像貼っときます
『宇宙人ポール』

『ショーン・オブ・ザ・デッド』

『ホット・ファズ』

『ギャラクシー・クエスト』

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by la-panda | 2012-02-05 18:46 | 映画

ミッション:8ミニッツ

『月に囚われた男』ダンカン・ジョーンズ監督2作目ということで、期待大に
行って来ました。
「映画通ほど騙される」という強気のコピー(笑)、
実際は騙されるとか言う類の映画ではなかったので、
逆にハードルあげちゃって損をしているのでは?と思ったけど、

観賞後にラストの展開について延々考えてしまう罠、
(しかも賛否両論)
そしてアクション&サスペンスものと思いきや、まさかの号泣。
いやいや、このコピーは的を得ているような気もしてきましたぞ(笑)
なんにせこんな映画に出会えるからやっぱり映画はやめられないと思える、
私的今年のベストクラスの作品です!
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列車の中で目覚めた陸軍のパイロットのスティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)。
目の前には知らない女性(ミッシェル・モナハン)が座り、自分がなぜシカゴ行き列車に乗っているのかもわからない。
携帯している身分証を見ると知らない男のもので。
鏡に映る顔もその男だった。
混乱する中列車は大爆発。
次に気がついたとき、彼はあるミッションを与えられている事を知る。。。




この映画少しでも情報はシャットアウトした方が面白いと思うので、
今から観に行かれる方はもうココから読まない方が良いかも。


何度も同じシーンを繰り返すループものといえば「恋のデジャブ」
視点を変えて真相にせまるのは「バンテージ・ポイント」
やり直し人生なら「バタフライ・エフェクト」
何分かだけ人の体の中には「マルコビッチの穴」(笑)
夢から情報を盗むといえば「インセプション」

とにかくこの手のSFものは大好物な私。
これらの要素がいっぱい入っている感じの映画ですが、
それまでと決定的に違い、新しい点は
死んだ人の死ぬ前の残像意識の中へ潜入し、
情報を得るというミッションであること。
まだ実験段階という設定ながら、
犯人を見つけて次の事件を未然に防ごうと、
数時間前に何度も送り込まれる所は、
なんだかすごくリアル。

なにをどうしたって、8分後には電車は爆破。
電車内の人は全員死んでしまうことを繰り返し体験しなければならないなんて、
これに耐えうるのはすごい精神力がないとだよなあ。
さらに自分の戻るべき現実世界はもうないだなんて、なんて孤独な任務なんだ(涙)。

犯人探し&自分が何者であるかの解明ももちろん面白かったけど、
起こった事実は変えることはできないという切なさ、悔しさから
うまれる新しいドラマ
この後半部分が特に素晴らしかった。
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ここから完全ネタバレなので伏せます

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by la-panda | 2011-11-13 13:02 | 映画