かがくいさん
2010年 02月 07日
絵本作家、かがくいひろしさんです。
この人の絵本に出てくるのは人間でも動物でもなく、
ふとん、まんじゅう、やさい、やかん、ひょうたん等々、
身の回りにある物達ばかり。
脱力系な絵で描かれたその子たちの
ちょい間抜けな表情や行動がおかしくって、
もう抱きしめたくなっちゃうかわいさなのです。
ストーリーも超ナンセンス系なので、ページをめくるたびワクワク。
ありえない展開に、子供はもちろん大人も腹抱えて笑わずにはいられません。
読み聴かせでもかなり反応いいですよ〜。
一番のヒット作はだるまさんシリーズなんですが、
私のおきにいりは「みみかきめいじん」
庭に一人一人専用の耳かきが植えてあるのですよ。
1月に出たばかりの新刊、「まくらのせんにん」シリーズも大好き。
水戸黄門的な構図の三人、かけさん、しきさん、まくらのせんにん
のユル〜くもダイナミックな人助け(人では無いが・笑)が最高です。
実は残念なことにこのシリーズが遺作となりました。
昨年突然54才という若さでこの世を去られたのです。
膵臓がんだったそうです。
絵本作家デビューは50歳と遅く、4年間に出版した絵本は15冊。
ああ、もっといっぱい描いて欲しかったなあ、、、
ほんとにほんとに悔やまれますね(涙)
ナンセンス繋がりでもう一つご紹介するは
「自殺うさぎの本」でおなじみアンディー・ライリーの発明本
その名も「うざい発明」
もう、ど〜でもいいような発明の数々ですが、
そのブラック度強しのナンセンスさにはまります。
あったらたのしいな。
私のおきにいり発明はこちら↓
(左)人にやさしい横断歩行機 長距離エスカレーター小説(右)
おヒマな時にどうぞ〜
by la-panda
| 2010-02-07 11:30
| 本