只今pandaに乗れない生活中


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「ひな菊の人生」(アンケートTB企画『この本の装丁が素敵!』より)


Kurt.さんが久しぶりにトラバンケート(アンケートTB)を復活させたということで、そのネタに乗らせていただきます。
今回のテーマは「この本の装丁が素敵!」
とりあえず自分の本棚で探してみたのですが、美しいというより、企画が面白いものということで、5年前に買った「ひな菊の人生」という本を選んでみました。

小説:吉本ばなな、イラスト:奈良美智
装丁:中島英樹というコラボレート作品です。
吉本ばななさんの小説にはあまり詳しくないのですが、奈良美智さんの絵が大好きで買った本でした。

黄色表紙が、吉本ばななさんの小説、そして赤表紙は奈良さんの挿絵集(小説の)となっていて、2冊は独立して青のカバーに収まった形になっています。
写真ではわかりづらいですが、この表紙布ばりなんです。ビロードっていうのかな?さわって気持ちいい感触。
さすが装丁もコラボの一つということで、とっても贅沢な本になっています。
というか、こうなるともうアート本ですね。お値段も2500円と高っ!(今じゃ買えないな;)
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内容は主人公のひな菊が見る、幼友達のダリアの夢を中心としたお話。
過去の辛い体験、それを受け止めながら日々を生きるひな菊は、決してポジティブではないんだけど、彼女の瑞々しい感性に、活きる力強さを感じる事ができます。
いくつかの死を描きながらも、読んでいてとても心地よいお話でした。
これ、余白をかなり使った文章の配置も面白く、余韻を残す文体のイメージとよく合っていたなあと思います。

今回改めて読み直したのですが、冷静に描写される母の死のシーンに、前回よりも強い強い母の愛を感じ、たまらなく熱いものがこみ上げてきましたね。

c0004181_10135419.jpg
そして奈良美智さんの、暖かくも悲しげなイラストが、なんとも愛おしくってかわいい。
確かに吉本ばななさんと奈良さんの世界ってどことなく似ている所ありますね〜。

奈良さんの絵をイメージして書いたというのがよくわかる小説なのですが、
正直この小説に奈良さんの挿絵は、インパクトありすぎだなあと思った所もあります(笑)。
そういう点では、本がわかれてるってのは正解だったかもしれません。
コラボ作品でいながら、それぞれ独立してイメージを膨らませることができるというのは面白いですね。

そうそう、小説に出てくる焼きそばがとっても美味しそうなんですよ〜。
鉄板屋で焼きそばが食いたいなあ。
ちなみにイラストでは美味しそうには描かれてないんですけどね(笑)。


☆★☆★☆★☆★トラバンケート(とらばアンケート)テンプレ☆★☆★☆★☆☆★☆

     「この本の装丁が素敵!」を記事にしてトラバしてください。
                締切日は11月21日。
         また締め切り後にTBしていただいても構いません。
          皆様の参加を心よりお待ちしております。

          企画元/2+2=5 (http://diesuk.exblog.jp)
     ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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by la-panda | 2005-10-23 06:01 |