只今pandaに乗れない生活中


by la-panda
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バットマン・ビギンズ


ティム・バートンが描いたバットマンの世界が大好きです。
歪んだ街ゴッサムシティのダークな美しさ。
魅力的な怪人達(ジョーカーやペンギン男、最高!)。
でもそんな怪人キャラが強すぎたからか、いまいち存在感が薄かったのが主役のバットマン(笑)。
彼は普通の人間であり、金持ちの坊ちゃんであることはわかるのだけど、
なぜあのようなコスチュームを身にまとい、お金をかけて大がかりな道具を使ってまでして街を守っているのか?
彼の背景が詳しく描かれることはなかったので、その謎の部分が気にはなっていたんです。

シリーズ後半はすっかり観る気を失っていた私ですが、
この映画はその謎の解明がお話のメインであることと、
あの「メメント」クリストファー・ノーランが監督ということで、久しぶりに大いに期待して観ました。
どうやらこのリアル路線バットマンには賛否両論あるようですが、私は新たなバットマンの描き方だったなあとかなり満足!
久しぶりにハリウッド映画を堪能した気分です。

大富豪で育ったブルース・ウェインは、幼い頃井戸に落ち、コウモリの大群におそわれたことがトラウマとなる。
さらに両親を目の前で殺されて、、、そのことで自分を責めるが、結局復習もできず。
悪への憎しみと恐怖心を募らせながらどんどん精神を崩壊させていく彼は、あるとき「影の同盟」という組織と出会う、、、。


<ネタバレというほどではないかと>
前半で描くブルース・ウェインの心の闇とバットマンになるまでのいきさつ。
中盤で描くバットマンが形成されていく過程。
それらによって、そうだったんだあ!といろいろわかった事がまず楽しめました。
特にバットマンになってからは、そこまで?ってくらいリアルにというか、つじつまが合うように細かく描いていて可笑しかったなあ。
(武器を調達するところやコスチュームを手作りするシーン等々)
でもこれらがすべて、悪者に恐怖を植え付けるためのわざわざの演出であったということにすごく納得!
バットマンの真の目的として十分理解することができたんです。
前半の長〜いドラマ部分で描かれた彼の恐怖への克服も、このあたりにしっかりいきていたと思う。
光がやってきて、突然ウルトラマンになったという状況とは違うわけですね(笑)。

今作では正義とは何か?と考えさせられる点も印象深いところ。c0004181_1138361.jpg
毎度見せ場の怪人コスチュームが、今回の適役に必要なかったのにも納得です。
でも精神科医スケアクロウを演じたキリアン・マーフィーの悪役ぶり、キレっぷりはお見事でしたね。彼の前にバットマンが登場したとき「バットマ〜ン(ニヤリ)」って台詞を放つシーン、あの狂気な表情にはゾクゾクってしましたもん。

そういえば後半のアクションシーン、結構ホラーっぽくて、ゾンビ思い出したのは私だけではあるまい(笑)。
ダークだと聞いていたけど、さすがハリウッド映画。後半のドッカーンドッカーンなアクション展開はしっかり楽しませてもらいました。

c0004181_11585376.jpgキャストなんですが、主役のクリスチャン・ベール
なかなかよかったんじゃないでしょうか。
彼が「太陽の帝国」のあの子と知ってびっくりしましたが(kiyotayokiさん情報)。
あとまだ観てないのだけど、「マシニスト」
という映画で激痩せ役を演じ、その何ヶ月か後にはこのバットマンの役作りでいい筋肉をつけたと知ってまたびっくり!
実際いい体だったし↑いや〜役者魂ですね。

c0004181_1265281.jpg惜しげもなく魅力的なおじさま役者達が大集合(笑)してたのも見所でしたが、彼らが無駄に使われず、それぞれ存在感があったのもよかった。
なんといっても執事役のマイケル・ケイン
彼の台詞一つ一つに、お品のいいジョークが効いてて、素敵な爺でした〜。
そしてゲイリー・オールドマン、彼には皆だまされたのでは?(笑)。
不満があるとすればヒロイン役。個人的にはもうすこし華のあるひとがよかったなあ。。。

長くなりましたが、最後にラストシーンについて。
私はてっきりバットマン一作目に繋がるシーンだと思ったんですが、あれってこのキャストでの続編ができるってことなんでしょうか?
その辺のこと詳しくないので、情報あったら教えてくださいませ〜(←自分でしらべろってか;)。

c0004181_1137563.jpg監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、
モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、ケイティ・ホームズ、キリアン・マーフィ、ルトガー・ハウアー、渡辺謙
制作年:2005年(米)
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by la-panda | 2006-01-19 12:44 | 映画