只今pandaに乗れない生活中


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「チャーリーとチョコレート工場」

c0004181_2211084.jpg「チャーリーとチョコレート工場」やっとレンタル出来ました〜。

チャーリーが住む家の造形、チョコレート工場の鮮やかな色使い、ティム・バートンが描く想像世界はもう期待以上に美しかったです。ってかもう芸術ですね。
冒頭のチョコレートが出来るシーンなんてほんとに美味しそうで、それだけでウキウキ。
ディズニーを皮肉ったり、パロディなんかも取り込んだシュールでブラックな演出も面白かったし、
なんといってもウンバルンバが最高にイカしてる〜!
音楽もダンスもお顔も!(笑)。
ミュージカル映画ってそんなに好きなわけでもないんだけど、このパートは惚れましたね。
私にとってこの映画の主役は間違いなくウンバルンバ♪


と、さすがティム・バートンというべき満足度の高い映画ではあったんですが、何故か見終わった後すっきりしないところが。。。
ストーリーなんだろうか?でも昔から愛され続けてきたという童話の映画化なのに、、、と、とりあえず原作を読んで、30年前に映画化されたジーン・ワイルダー主演のオリジナル版の方も観てみることにしました。

原作を読むと、新旧どちらの映画も忠実に描かれているのがわかるのですが、
こうも極端に違う印象を持つ映画になるってのは面白い〜。
バートン版はかなり原作に忠実に表現されていて毒っけも強かったのだけど、
そこに新たにウィリー・ウォンカのエピソードを入れたことで、主役はまるでウィリー・ウォンカのように。ここは大きな違いに感じました。
オリジナル版もいろいろ脚色してはいましたが、わかりやすいストーリーがあってキャラクターに愛着が感じられて。
そういう原作を読んだときのイメージに近かったのはオリジナルの方じゃないかな〜。


【以下ネタバレ感想です】

バートン版は映像の表現の豊かさは言うこと無いし、キャラクターのデフォルメの仕方も面白いんだけど、そこになにか愛嬌が感じられなかったというか。
特に工場に入ってからは招待された皆さんはもうされるがまま。
残ったチャーリーが最後に後継者に選ばれるけど、彼が特別何かをしたからというわけでもなく。
このチャーリーが良い子というより良く出来すぎた子で、いまいち魅力が感じられなかったのは大きいかもしれません。
オリジナル版チャーリーは、工場内でちょっとハラハラさせてくれるし、おじいちゃんとの暖かい交流シーンなんかも微笑ましかったんです。


まあバートン版はそのドライで絵的な感覚を楽しむものなんだろうけど、人物の交流もあまり深く描かれないままに、最後に家族愛でENDっていうところもちょっと唐突な気がしました。
そもそもシニカルテイストなんだし、いっそ「マーズアタック」ばりに、バカバカしさ追求路線でいった方がすっきりしたかも(笑)。

だからといってバートン版とオリジナル版、どちらが優れているということはないです。
お話としてはオリジナル版の方が個人的には好き、でもDVD買うとするならならやっぱ絵的にバートン版といった感じでしょうか。
ウンパルンパのシーン何度も観たいし(笑)。

そうそう、原作はやっぱり面白いですね〜。お仕置きは怖いけど、自分なりのチョコレート工場を想像する楽しさ、チョコレートを食べる感触。
うちの子にも映画を観せる前にまずこの本を読んでもらって、
自分なりのチョコレート工場を想像して楽しんで欲しいな。これが読めるのはまだ当分先だろうけど。

では30年前の作品はどんなのだったか、次はオリジナル版の感想について書いていこうと思います。
すでに長いので、次回へ続く(笑)。

監督:ティム・バートン  脚本:ジョン・オーガスト
原作:ロアルド・ダール  音楽:ダニー・エルフマン
キャスト:ジョニー・デップ、フレディー・ハイモア、デイビッド・ケリー、
ヘレナ・ボナム=カーター、ノア・テイラー、ミッシー・バイル、ジェームズ・フォックス、ディープ・ロイ、クリストファー・リー
制作年:2005年(米)
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by la-panda | 2006-02-16 03:27 | 映画