
例年のように参加アーティストに関係なく、
金土と二日間のチケットをとっていたのですが、
急遽家庭の事情により金曜夜からの参戦に。
大雨により湯沢ー小千谷通行止めというニュースが流れていたので、
当日中にたどり着けるか不安でしたが、
運良く通行止め解除の隙間に通ることができ、旦那のかっ飛ばしのおかげで
なんとか7時すぎには田代駐車場に到着!
カッパを着込みシャトルバス→リストバンドとスムーズにすすみ念願のゲート撮影です♪

ゲート前からアークティックモンキーズのTEDDY PICKERが聴こえてくる!
出発する時はアクモンには間に合わないだろうなとあきらめていただけに、
この音でもういきなりテンションあがりまくり!
猛ダッシュでグリーンへ直行しました。
Arctic Monkeys (グリーン)
とにかく前方行ける所まで行ってみようと
勢いでたどり着いた先はすでに酷い泥沼地帯。
子供達の身長ではステージは見えない場所でしたが、
モニターがなんとか見えるということで、そのままそこで観る事に。
ちょうど新作からのbrick by brick→シャラララ〜が聴けたところ。
新作の出来の良さに感心しつつ、これぞUKなルックスにみとれつつ(笑)
かっこよさを堪能してたら
次にファーストからヒット曲の連打!会場はじけるはじける。
雨にもマケズ泥にもマケズで踊り狂いましたともっ!
このあたりのドラムのスピード感とギターの掛け合いにはほんとしびれるわ〜。
もちろん子供達も楽しそうに踊ってましたが、
気がつくと見知らぬ若いお兄さんが子供達と一緒に踊ってくれてるではないか!
子供達が踊ってると、こうやって相手してくれる方がいるのがフジロックの凄いところで、
毎度この光景を観ると感謝感激なのであります。
そして会場はいって20分もたたないうちに、
家族全員泥まみれになっていたのでした(←早っ!)
真っ赤なライティングをバックに
ストイックに力強いロック聴かせていくメンバーは超クール!
アレックスの演奏する姿と歌のうまさ(&早口さ/笑)はもう絵になり過ぎなのだけど、
もの凄く音楽に対して真面目な人なんだなあとも感じたのでした。
when the sun goes downで終了。
アクモンまだ若いのに貫禄のステージでした♪
写真はこちらにて
とりあえず何も食べていないので、ホワイトのCSSは諦めオアシスへ。

ここはやっぱりビールでしょ!と運転は旦那にまかせるとして、
まずは飲ませていただきました。withもち豚やっぱうまいわ〜。
家族はフジめしで一番好きだというタレかつをゲット。
醤油ベースな味とサクサクな揚げ具合がたまらないらしいです。
このときオアシスにあるモニターでCSSがちょっと観れました。
いいなあ楽しそうだったなああああ。
お腹を満たした所でコープレを観るためグリーンへ移動。
いつもの中央モニター後ろあたりのステージも見える場所で観る事に。
Cold Play(グリーン)
オープニングはバックトゥザフューチャーの曲から。
ちょうど最近この映画を子供達にみせた所だったので、
我が家にタイムリー過ぎて笑った。
そして華々しく花火があがり新曲からスタート!
するもいきなり2曲目にyellow持って来るという反則技。
いきなりテンションMAXですよ〜
私たちが観ていた位置はスペース的に余裕がある場所だったので、
クルクル回ったり大声で歌ったりともうやりたい放題(だからこの場所好き/笑)
でも気持ち良かったなあ。
途中『雨にぬれても』を歌うお茶目なクリス。
でもここからSCIENTISTへ入るピアノの流れがキレイでうっとり。
POLITIKからVIVA LA VIDAへのピアノの繋ぎも同様に美しかった。
そして私的ベスト3に入る大好きな曲God put a smile upon your face!
というかどうしてもライブで聴きたかった曲。
観に行っていたサマソニ大阪とのきやってくれなかっただけに、生で聴けて感激。
いろんなアレンジがあるけど、この力強くロックテイストなアレンジが一番かっこいいじゃないか!
今回のステージでは新曲も楽しみにしていたけど、これらを一曲目やラスト、
中盤の聴かせどころにもってきたりとしっかりアピール。
新たなコープレの世界を展開してましたが、
特にラストで披露したevery teardrop is a waterfallに涙涙。
名曲Fix youからの流れでしたが、このときちょうど雨が強くなってきて、
その雨がレーザー光線に当たってキラキラと輝いて出来過ぎの演出に。
それだけでなく、
この歌詞がちょうど雨と光にリンクしていたんです。
そう、僕たちはこの目で見たんだ。
希望の光を。
約束するよ。閃光が現れ、
何も心配ないと教えてくれるんだ。
僕たちが壁を越えると同時に、
すべてのサイレンはシンフォニーとなって
すべての涙は滝になる。
すべての涙が、一粒の涙が滝のごとく。
すべての涙が、一粒の涙が滝のごとく。
勝利の為に戦う反乱軍の歌だそうですが、
日本への応援歌ともとれるような歌詞。
偶然とは思えない雨の演出に
思わず両手を思いっきり広げて空を仰いだのでした。
雨最高!(この時はね/笑)
ビッグバンドになっただけに、どうしてもエンターテイメントな部分が強調されがちだけど、
曲の良さを再確認させてくれたコープレらしい圧巻のステージだったと思う。
そしてやはりクリスはいい人なんだろうなと(笑)。
写真はこちらにて。
ステージが終わると以前紹介したカフェハリーハウゼンさんご夫妻にお会いする事がっ!
嬉しくて、グリーンを出てください〜とのアナウンスも聞こえないくらい
ついつい喋り続けてしまいました。

別れてからは、オアシスでまた少し腹ごしらえ。
ジャスミンタイは長蛇の列だったので、沖縄そーきそばに変更。
子供達もいるので長居はせずおなじみ石打の宿へと向かいました。
(←遠っ!)
この日は悪天候のせいで特急も運休、苗場に来られない人もいっぱいいたようで、、、
結局2ステージしか観られなかったけど、参加できた事に感謝したいです。
ほんと一日目のチケット代も無駄にならなくてよかったよ〜(涙)
30日に続く

皆さんのレポを読んでは余韻に浸っている今日この頃です。
私の雑なレポにもたくさん反応ありがとうございます~。
やっとお休みがはいり(一日だけだけど)主人の実家にて今日だけパソコンをお借りできたので、もう一度ちゃっちゃっと更新しちゃいます。
で、コープレについて、もう少し書うかなと。ってか大阪での映像をみつけましたのでリンクしておきます。
このyellow
の映像なんですが、私が観ていた場所とほぼ同じなんですよ!(ちなみに私の前にいた外国人さんはカメラ撮影すぐに注意されてましたが)
ちびなんでこんなにステージは見えませんでしたけどね(泣)
クリスが気に入って急遽ライブに入れることになったという。「世界にひとつだけの花」ではスクリーンでクリスとおつきさまとがいっしょに映し出されるにくい演出。
夜空の下での
コープレ、なんてロマンチックなんでしょう。
クリスの日本語歌詞はロマンチックっていうよりかわいくってちょっと面白かったですけどね(笑)。
しかーし、このサプライズのあとにyellowのイントロがきたんですよ~それはもうキャーって叫びましたとも(笑)
なんなんでしょう、この曲のイントロの高揚感って。やっぱりこの曲最高!
でもせっかくいっぱい歌わせてくれたのに、あれ?ってかんじで皆の声が出てなかったのが残念。皆さん戸惑ったのでしょうか(笑)すぐにクリスのフォローはいってました(笑)。
その次 lost!という流れもよかった。yellowのあとに映像切れてるから残念だけど、この曲ライブですっごく映える曲だったなあ。ギターがかっこいい!
映像悪いけどこのscientistでサブステージに移動したときのみんなの大移動はすごかった~私最初開演前はあのすぐ下にいたんですよ!ああ、もったいない。でもいたら多分群集に押しつぶされてたな;
そしてこのあとの私がいちばんぐっと来たpolitikの映像もありました。
この曲は東京と違ってラストあたりに入ってたので感動もおおきかったなあ。
とにかくピアノ!後半からはもう鳥肌っすよ~マジで。
ラスト近づき、盛り上がり最高潮のlovers in japan舞った紙ふぶきはちょうちょの形だったんですねえ。
拾って帰りたかったけど、たぶん拾ってたら帰りのツアーバス間に合わなかったことでしょう;
観にいけなかったかた、少し伝わったでしょうか。
ちょっと時間なくなったので、、この辺で~。
またまた雑な(というか映像だより)のレポにお付き合いありがとうございました~。

新生コープレだとか実験的だとかいわれている今作のプロデューサーは、
U2でもおなじみブライアン・イーノと、
ビョークを手がけたマーカス・ドラヴスとのこと。
このメンツやタイトルからして、かなり重厚で凝った音なのかなと思いきや、
なんともシンプルで聴きやすいなあという印象。
確かに多彩な音色や転調も多く盛り込まれてて、壮大な世界を描いてはいるんだるけど、逆に音を重ねすぎてない感じや、軽やかなリズム、全ての曲が入魂!モードじゃないところがそう思わせるのかも。

前作の「X&Y」の方が完成度は高いしドラマチックでしたが、気楽にBGMになるようなアルバムではなかったので、
今作のほうが個人的には好みかな。
イエローみたいな名曲は無いけど、ファーストに通じる暖かさを感じるところも好き。
そうそうピアノを減らしてギターをうるさくしたとのことですが、
あくまで美しく仕上がるのがコープレらしいっすね。
お気に入りは3.LOST!、4.42、5.LOVERS IN JAPAN 、7.Viva La Vida 10.Death and all hid friends
このあたり、U2だ、アーケイドファイアだ、レディオヘッドだ(笑)、と思わせるものもありますが、しっかりコープレ節となっているのはさすがに貫禄。
そういえば何かのインタビューで、メンバーが催眠術にかけられて音を出してたと読んでおもしろいなあと。イーノに遊ばれてたんですね(笑)。
追記。↓このアルバム達も只今ヘビロテ盤であります。


うねるオルガンが超カッコイイシャーラタンズ、
男らしいロック!でもあくまでポップなスーパーグラス
ブリットポップ組(笑)大人になってもがんばってます!

そうでしょう、前2作のビッグセールス記録のプレッシャーをはねのけた、3枚目にして堂々の自信作〜って感じしますもん。
コールド・プレイといえば、UKらしいギター音に、ピアノとファルセットヴォイスで聴かせる、バラードロックといったイメージなんですが、
今作はその路線をもっとゴージャスにした感じです。
シンセ音やストリングスが重なり、さらにゴスペル調まであって、なかなか壮大な世界。
でも隙間無く敷き詰められたその音のシャワーに無駄はなくて、意外にすっきり聴こえてくる所がさすがです。
最初聴いた時、同時期リリースのオアシス新譜とはあまりに対照的な音作りだったんで、ヘビロテ中だったオアシスモードから、気分を切り替えるのに時間かかりました〜(笑)。
「X&Y」は、いい音でじっくり聴きたい的内容なんで、秋とかにリリースされたら、もっとぐっときたかも。
本人達が公言してますが、今作はあっちこっちからパクっているらしい。
その先入観からかもしれませんが、「あれ?このフレーズって、誰のだっけ〜っ?」て思い出したい箇所がいっぱいあって、はじめは落ち着いて聴けなかったです(笑)。
80年代からの引用が多い気がしますが、とりあえずはっきりわかるのは、5.「TALK」のギターリフが、クラフトワークそのまんまって事。
このリフありきの曲なんですが、さらに世界を広げ、かなり気合いの入った曲になってます。パクリもここまでくるとお見事ですねえ。
後半にはレディオヘッドやトラヴィスっぽさもありますが、
全体的にはU2の香りをあちこちに感じました。洗練された初期U2の音って感じでしょうか。クリスの歌い方もボノに似てるし(ボノよりは奇麗だけど)、ギターもエッジのようなかきなぐり音じゃないけど似てる。きっと好きなんだろうなあ。
そういえば何かのインタビューで「U2やビートルズを超えたい」っていってたような。
私はU2ファンですが、U2にはカタルシスを感じても、正直コールド・プレイはそこまでは行かないんです。好きだけど、どちらかというとクールに聴いているバンド。
曲が奇麗すぎるのと、すごく器用に曲を作ってる感じがそう思わせるのかな。
特にこのアルバムはそんな印象で、全曲クオリティが高い分、逆に印象的な曲がないと言うか、一発芸的な感じの曲がないというか、そんな感じもする。
あっ、私すごく贅沢な事言ってますね(笑)。
フェイバリット曲をあげようと思うと1.3.4.5.7.9.10.11.…とやっぱりこれ!って、選べなかったり。
もちろん今作が最高傑作であることにはかわりないと思います。

とここは言ってしまおう(デビューアルバム好き/笑)。
「パラシューツ」には退屈な曲もあったけど、あの瑞々しさとか、UK 臭さとかいいよなあ。
それに「YERROW」はやっぱ名曲ですよね〜。